―前回までのあらすじ―
捕われたシフォンを救うべくして、せつなの故郷・ラビリンス国家へと赴いたプリキュア達。
ノーザクラインにやられようとしたところに窮地を救ったのはウェスターとサウラー!
ラビリンスの民とプリキュア達の心を一つに重ねてキュアエンジェルが誕生!
ノーザクラインを倒し、シフォンのいる最上階へと向かうプリキュアとサウラーとウェスター
そこにいたのはメビウス総統!激突する!
メビウスの正体は人間ではなかった!?
真の正体は国を管理する巨大コンピューター本体こそがメビウスだった!
メビウスを前にして倒れるプリキュア達……!
●フレッシュプリキュア 50話(最終話)
『笑顔がいっぱい!皆で笑顔ゲットだよ!』
メビウスに倒され、気力を失い、地に伏せるプリキュア達…!
メビウスは再び、ラビリンス国の民を最洗脳し、心を操ります。
中央タワーの上に現れたのはメビウスの巨大なホログラム!
メビウス『我が名はメビウス…全世界の統治者なり!我に仕えよ…!!』
デカっ!どーみても悪役ですwwwありがとうございました
一方でプリキュアのデータを書きこみ、彼女達の心をも操ろうとします!
画面に現れたのはプリキュア達の身長・体重・血液型・誕生日…など情報が書き込まれていきます。
――ヲイ…メビウス総統閣下殿…スリーサイズの詳細も教えてくれよ!?
――はっ…もしや自分のフォルダに保存して、誰にも教えないのかっ!?
――絶対許さな…(以下省略www)
ハイ失礼しましたwww
メビウスは続けてこの言葉を紡ぎます。
メビウス『正しいのは常に私だ…私が全て決めた世界なら争いも悲しみも不幸もない!私が管理統治した世界こそが正しい!間違いのない世界なのだ!』
心を操り、全てを我が思いのままにすれば、争いもなく、悲しみもない!
それこそが真の幸福だと説くメビウス…!
この言葉にプリキュアは目を覚まします!
ピーチ『だけど…貴方が管理した世界に思いやりや喜び、幸せはない!誰かが決めるんじゃない…自分で考えて、悩んで…迷って…そして自分で決める…だからこそ意味があるのよ!』
ベリー『時には間違える時だってある…!』
パイン『悲しむことだってある…!』
パッション『不幸になることだってある…!』
人間は不完全な存在で心の在り方は善にも悪にも傾きうる存在なのだ…。
誰だって必ずしも一度や二度は失敗はある!誰にだって幸福も不幸は平等にある!
誰かが決めて教えられたままに進むレールなんていらない…
決断はいつだって他の誰かではなくて自分なのだから!
↑問題画像www(睨むパインさん恐いwww)
やはり腹黒なブッキーさんでした(笑)
ピーチ『でもそれらを乗り越えることで幸せを手に入れることができる!間違ったなら何度でもやり直せばいい!喜びと幸せを手に入れるまで!!最後は…必ず…幸せゲットだよっ!!』
―最後まであきらめずに戦った人間こそが真の勝者!
―諦めたら何も残らない!
その姿はまさに威風堂々!諦めぬ心・決して挫けぬ心で再び立ち上がります!
プリキュアを蝕む拘束も断ち切る!
サーバーに保管されようとしていたプリキュア達のデータもエラーを起こし、保存できず!
おかげでメビウス様の秘蔵フォルダにスリーサイズのデータもデリートしてしまった!(えwww)
プリキュア達の心を操ることに失敗したメビウス総統は怒り、自らプリキュアを消し去ろうとします!
メビウスが召喚したのは『0』と『1』のデータ集合体量産型メビウス!!
きめぇぇぇぇぇぇぇ!!何このハゲ親父のデータ!?
どうせならイース様とかナキサケーベのデータを召喚しろよ!!
量産型メビウスに挑むプリキュア達!!
ウェスターやサウラーもプリキュアを援護します!!
そして、いつの間にか再召喚されたホホエミーナwww
次々と倒してゆくメビウスの分身達!!
そのデータはもちろんラビリンス国の民の心のデータが含まれています!
倒されてゆくと操られていた人間達も自我を取り戻し、正気にかえります!
消えてゆく心の管理データ
メビウス『き…消えてゆく……これまで管理してきたデータの全てが……』
朝起きたら楽しみにしていたニチアサの録画データが全消去されて落ち込むかの如くつぶやきます…(笑)
決して諦めぬ!決して挫けぬ!人間とは自分の為、誰かの為にどこまでも強くなれる…!
苦しみ・悲しみ・失敗・挫折・憤怒・それらを乗り越えて全力で生きるからこそ輝く!
たとえ失敗して笑われようとも最後まで諦めずに生きていけば必ずそこには幸せはある!!
ピーチ『貴方はラビリンスの人たちを幸せにするために作られたはずよ…幸せを奪う為なんかじゃない!』
ロックマンXに登場するシグマ(Σ)のホログラムに見えたのはきっと俺だけではないはずwww
メビウス『お前はこの私を浄化しようというのか?』
ピーチ『貴方の幸せはなに?』
ピーチはまっすぐな瞳でそれでいてなお優しさを失わずにメビウスに問いかけます。
メビウス『幸せだと…?そんなものはプログラムされていない!敢えて言うならば…唯一管理することが出来なかったお前達プリキュアを消し去ることだ!!』
己自身ごとプリキュア諸共に道連れにしようとします!
もはや、シフォンを救って脱出するほかないプリキュアはシフォンを目指して羽ばたきます!
しかし、シフォンに声は届かぬ…インフィニティの見えないバリアによって遮られている…!
このままシフォンを残して逃げ去ることは出来ない!
メビウス『もう諦めろ…!!フハハハハハハ!!』
<<自爆まであと60秒です
無情にも無機質なアナウンスが自爆までの残り時間を告げる。
ピーチ『諦めない…!皆の想い!シフォンに届けてみせる!!』
これまで過ごしてきたシフォンとの思い出が脳裏に浮かび、祈ります。
タルトとアズキーナ、ウェスター、サウラー…ラビリンスの民達…皆がシフォンを祈り、プリキュア達に想いを込めて祈ります……!!
『想いよ!届け!プリキュア・ラビング・トゥルー・ハート!フレッシュ!!』
プリキュア達の想いよ!シフォンに届け!!
ドォンッ!!
中央タワーが爆発します!!その爆風とエネルギーは辺り全体に広がります!!
果たしてプリキュア達とシフォンの行方は!?
轟音と爆風に覆われて視界がままならぬ…その中で一筋の光が…!?
ラビリンスを覆う闇の万年雲は光によって引き裂かれ現れたのは…
曇り一つなき青空の晴天
そして、インフィニティの呪縛から解放された笑顔のシフォンとプリキュア達!
プリキュア達に抱かれ、温かく迎えられた…!!
このシーンに涙腺崩壊しました…・°・(ノД`)・°・
ホホエミーナの背に乗ってパラレルワールドを巡ると…そこにはメビウスの支配から解放された世界が…!
それぞれの世界に住まう者達が笑顔で感謝の意を込めて手を振ります。
プリキュアとしての役目を終えて…皆の帰るべき地へと着きます。
日が暮れて…クローバータウンの門をくぐるとそこにはいつもの日常を取り戻した人々の姿が…
無事に帰ってきた我が娘の姿を確かめると愛おしそうに抱きしめられて喜びの涙を流す。
ラブとせつなの父と母も…娘の無事を祈って待ちます…。
よくみてみるとテーブルにはまだ帰ってこない二人の娘の為に置かれた茶が…。
ラブせつ母『熱いのに替えようか?』
ぎこちなく相槌を打つ父ですが…やはり娘の無事が心配です…とその時玄関からチャイムの音が…!
ラブ・せつな『お父さん!!お母さん!!』
二人の無事と再会に喜び涙を流します…。
『おかえりなさい』
『『…ただいま!!』』
―最後の戦いから数日後
延期になっていたダンス大会が開催されることになりました。
ダンスコンテストが始まる少し前に…ラブと祈里、美希の前にせつなとウェスターとサウラーが…。
ラブ『どうしても行っちゃうの…?』
せつな『ええ…私達はラビリンスへ帰るわ…私達はこの街のようにラビリンス笑顔いっぱいにしたいの』
美希『それがせつなの夢なのね…』
ウェスター『そして…俺達の夢でもある』
サウラー『独裁者メビウスを生み出したのは僕達ラビリンスの人間達だった…』
ウェスター『しかし、そのメビウスに頼らないと決めたのもラビリンスの人間達だ』
せつな『これから私達ラビリンスの人ひとりひとりが未来を創っていくわ』
せつなとウェスター、サウラーは故郷ラビリンスへ帰ることを選び、ラビリンス国家再建の為に尽くすことにした。
これにラブ達は暖かく受け入れることにしました。
これは決して悲しい別れではない、いつかまた会えると信じて、笑顔で送ることにしました。
話を終えると出てきたのは祐喜と御子柴が大介を引き連れてきました。
クリスマスイブの夜にまだ聞いていなかった告白の返事を今聞こうとしています。
ラブ『言っわな~い♡』
今はまだその答えが出せないのかはぐらかしてしまうラブさんです。
なんという悪女www
大輔『はぁ!?なんだよそれぇ!?』
勇気を出して告白したのにラブの答えに肩透かしを食らってしまう大輔www
告白の答えこそはぐらかされてしまった大輔だが…彼の表情に落胆はなかった。
もしかしたらもうすでに二人の間には答えは既に出ているのかもしれません。
いよいよ、ダンス大会が行われます。
ラブ達の番になり、フレッシュプリキュアEDテーマが流れます。
一生懸命に踊る姿に皆が見守ります。
結果は…チーム・クローバーの優勝に輝いた!
プリキュアとして戦い、ダンスと勉強を両立し、努力した彼女達の積み重ねが優勝へと繋がりました!
決して、毎日の積み重ねに無駄はないのだというメッセージが込められていますね!
これはいい演出だったと思います!
そして…別れの時がやってきました…。
家族そろって写真に収めます。
写真を手にタルトとアズキーナはシフォンを連れてスイーツ王国へ帰ります。
ラブ達と過ごした時間を思い浮かべて、名残惜しそうにします…。
そして、ウェスターとサウラーとともにラビリンスへ帰ります。
せつなの手には家族の写真が握られていました。
皆はそれぞれの日常へと戻り…自分の夢を自分の手で叶えるために一生懸命に頑張ります。
美希は世界的に有名なファッションのモデルになることを目指して…
ラブはいつものように制服を纏って学校へ行きます。
ラブ『行ってきまーす!』
何の変哲もない他愛もない毎日に一生懸命に生きる!
何もない日常…だけどそこに幸せは必ずある。
フレッシュプリキュア 完!
やっとリクエスト記事書き終えた~(笑)
次回はスマプリの感想か…よし…Figmaのカイジレビューしよう!(えw)