2013/06/25(Tue) 小劇場? 三年前の暇人キバと俺と祈里ちゃんと… : 未分類
●小劇場? 三年前の暇人キバと俺とブッキーと…!!
注意:これらの物語はフィクションです。決してこのような行為をしてはいけません(笑)
chapter Ⅰ 暇人キバ
かつて三年前に…とある町で名をはせる一人の男がいた…
その町に至る不良は彼を恐れ、数多くのチームをつぶし、たったひとりで200人の大規模のチームをつぶしたとか数多くの伝説を残した不良のカリスマ…
彼は求めていた…飢えていた…心の中の渇きを潤すために…
とにかく勉強だ、偏差値だ、このままでは就職すら無理だとクソうるせぇ先公をフルボッコにしたり…
金に不自由してなさそうな中坊を捕まえてはカツアゲしたり…
盗んだバイクで暴走行為を繰り返したり…
他チームのリーダーと因縁つけられても…
とにかく誰彼かまわずつぶしてきた…
幼女、人妻、ビッチ、ギャル…目を付けた獲物はとにかくレイープしてやった…
サツだろうとなんだろうと俺の敵ではなかった…
不良A『奴にかかわるな…とにかくなんであれアイツにかかわったら下手すれば死ぬぜ…とにかくヤベェ…』
不良B『アイツ…頭のネジがぶっ飛んでやがるのさ…まるで何かを求めるように…』
事あるごとに悪行を重ねては、各地の不良を恐れさせた…彼にかかわることを恐れ…やがて彼に挑む者はいなくなった…
しかし…どんなに刺激を求めていても決して彼の心は潤うことはなかった…
常に飢えていたのだ…この心の中の渇きを潤いたくて…求めれば求めるほど渇いていく…
一体どうしたら俺の心の中は潤うのだろう…人を傷つけてばかりで…
不器用な俺を愛してくれる者など誰もいやしない…
とある廃工場にあるグルーブがたむろしていた。
若き頃の暇人(18)『……クソ…つまんねぇ…』
グルーブをまとめる一人の男がつぶやく…どんなに刺激を求めていても決して渇きを潤すことができなかった…
常に渇いているせいもあって不機嫌そうに顔をしかめる…
ブースカ『なぁリーダーよぅここで暇潰してもつまんねぇしよぉとにかく町にいる女どもでもハントしにいかへんか?』
このガキの名はブースカ…とにかく生意気な奴で上の者に対しても敬語を決して話さない…チームに入って早々に先輩をつぶしてのし上がってきた…もっとも俺には決して勝つことはなかったが…
とにかくこいつは性欲が強すぎて年齢問わず目に付けた女はレイープしてやった…なんでも過去に振られた女が原因らしいが…(マキソ編ブースカ参照www)
暇人『俺は…いい…ヤル気もおきねぇ…』
ブースカ『なんやねんつまらへんなーリーダー最近日和っとるんとちゃんうんかぁ?』
蹴男『だったらよぉ今日もコンビニ巡っていくつかパクれるか競争しましょうぜぇ』
殴男『負けたほうがAVみたいに五枚ぐらい女の下着を脱がしてもって逃げるという罰ゲームだ…おもしろいぜ?』
空我『ドダディマディノイームクォツブグォウウェ?ダグバガガバダ…(隣町のチームをつぶそうぜ?ダグバが邪魔だ…)』
暇人『(グロンギ語わかんねぇ…)』
朝倉『イライラする…ヲイ…とにかく気に入らねぇ奴を片っ端から潰そうぜ?イライラするんだよ…』
ブースカ『なぁ?どうや?喧嘩か女かパクリか今日はどのゲームをやるんや!?なぁリーダーよ!?』
暇人『…ねぇ』
暇人が何かを呟いたが声が小さくて聞き取れなかった
ブースカ『あ?なんか、ゆうたんか?どれがやりたいんや?なぁ?』
暇人『つまんねぇ…』
ブースカ『あ?なんやて~?声が小さくて聞き取れへんわ~!』
暇人『つまんねぇんだよテメェらっ!!』
ブースカのふざけた言葉ですらも鬱陶しく感じたのか…声を荒げて言う暇人に…
ブースカ『あ…?あ…?あぁ!?なんやとてめぇもういっぺんいうてみぃやこらぁっ!!お前、自分が一番やからって調子にのっとるんと違うんか!?なんかゆうてみぃやこら!!なぁ!?』
空我『クーズカザァンオビブイディテクダンザァイ!!(ブースカさん落ち着いてください!!)』
ブースカ『ちっ…やってられへんわ!なんやもうしらけてしもたから勝手に女喰ってから帰るわ!』
暇人『………』
これまで町を支配していた一つのチームに不協和音が…だがそんなことはどうでもよかった…
チームがつぶれようと潰れまいと別にいい…とにかく俺の心を潤いたかった…だが渇くばかり…
どうしたら自身の心は満たされるのだろうか…考えても考えても答えは出ない…
chapter Ⅱ 兎は英語でラビットと言う
暇人は町をさまよっていた…最近では集会にもろくに出ず、チームの者とたむろしていたあの廃工場にも顔を出さなかった…ただ…ただひたすらに潤いを求めてふらふらと街をさまよっていた…
ひたすらに…ひたすらに歩き続けていた…ここがどこなのかも彼には分らなかった…
どこでもいい…なんでもいい…とにかく心を満たして欲しかった…
心を満たすに何かに出会えるのかもしれないと思った…
彼の世界は総てが灰色だった…白と黒だけの世界だった…
なにもかもがすべてがつまらなくて…どんなに刺激を求めても…決して渇くことない虚無の世界…
それが彼の世界だった…
ドンッ!
すれ違いざまに肩がぶつかる…だがそれすらも気にも留めなかった…
まだ血の気が多い若きラビ(21)『……ってぇな…ヲイ…ぶつかっといて何の詫びもなしかよ?』
肩がぶつかったにもかかわらず詫びの一言すらもなく、ただそのままと歩みを止めない暇人に愚痴をこぼす。
暇人『あ…?なんか言ったか?』
ラビ『ぶつかっておいて何の詫びもなしかって言ったんだ…何か言うことがあるんじゃあねぇのか?』
一触即発の二人…!
暇人『じゃあこれでもくらってなオッサン!!』ドゴォ!
問答無用で見ず知らずの男を殴る!DQNはとにかくキレると殴る!若い人間に見られる行動だ!!www
暇人『テメェが因縁つけるからこうなるんだ…かかわらなけりゃぁこうならなかったのによぅ…テメェ結構バカだろ?』
ラビ『………』ブチィ
耳の不自由な俺だが…悪口にはかなり敏感だった…その一言にキレる!
ラビ『ガキが…大人を甘く見んなやオラ!!』ドゴォ!!
やはり20歳を超えたとはいえ彼もまた血の気が多い若者だった…高校時代にサッカーで鍛えた右足で蹴りを放つ!
暇人『てめぇ…俺に因縁つけやがったな?後悔してもしらねぇぜ…』
ラビ『さぁな…後悔するのは案外お前の方かもな?』
賽は投げられた…もはや二人は引けぬ…引けぬが男の性…謝るという選択肢など二人の中にはなかった…
暇人『上等だ…ぶっつぶしてやる!』
Wake up!!ジャックナイフフォーム!!
注意:ガルルフォームですwwwww(決して赤いカエルではないwwwwwww)
ラビ『返り討ちにしてやる…かかって来な!!』
ガチャガチャ…カポーン!ドリルアーム!
ラビもまた対抗するためにドリルアームに変える!
出会ってしまった二人…引けぬ戦い…火蓋は切って開けられた!!
暇人の勢いよく振り下ろされたナイフは重い一撃を放つ!辛うじてそれにこらえるラビ!
もうこうなっては引けぬ…!どちらかが倒れるまでこの戦いは終わらないだろう…!
しばらく膠着状態が続いた二人だったが…軍配は暇人に上がった!力の競り合いでは暇人が上だった!
ラビ『クッ…(こいつ喧嘩慣れしてやがる!このまままともに戦えば俺は負ける…!)』
経験の差を感じたのか、このままでは自分は負けてしまう…!相手はそれほどに喧嘩慣れしていた男だったのだ…
刹那――――!一瞬の隙を見逃さなかった暇人は躊躇なく、首を狙う!?
ラビ『ーーーーーーっ!?』
現役を引退したとはいえ辛うじて反射神経と動作視力はまだ生きていたことでギリギリでそれを躱(かわ)す!!
咄嗟に躱すが、バランスを崩してしまう!
もちろんその隙を見逃すはずもなく…
ラビ目掛けて何のためらいもなく飛びかかる!!
ラビ『ちっ!!やむを得ん!悪く思うな!!』
飛び道具を使うことは卑怯ではあるが、これは喧嘩!どんな手を使おうとくらったモン負けなのだ!
ダン!ダン!ダン!!ダダダダダダダダダ!!
フルオートで連射するラビバースバスター!
ラビ『な…に……!?』
放たれた銃弾は暇人目掛けて飛んでいくが…目に映ったものは…
高速で決して目に留まらぬ速さであるはずの銃弾をすべて斬りおとしたのだ!
そんなことは不可能のはずだ…しかし不可能を可能にしてしまった目の前の出来事を認めるしかなかった…。
暇人『………どうした?もう弾切れか?ククク…』
息切れ一つも起こさせずに余裕の表情で笑う暇人…!これが喧嘩慣れした男なのか…経験の差が違う…!
ラビ『ふぅん…結構やるじゃないの…』
ラビ『(ヤベーヤベーコイツヤベーわー喧嘩吹っかける相手間違えたかな…銃弾を斬りおとすとかフツーあり得ね―わーどうしようっかな…)』
余裕を見せるラビではあるが喧嘩慣れしていないだけに内心は汗ダクダクだったwwww
とにかくハッタリでどうにかして経験の差を埋めようか模索中だ…
スッ…
ジリ…
ギリッ…
お互いに牽制しあいながら…間合いを徐々に詰めていく…先に仕掛けるか…様子を見るか…
二人はどう攻めるか脳内でシミュレートし、最善の手を探る…
ジョボボボボボボボボボボボボボボボボ・・・・・・
神経はさらに集中させて、己以外の音は消えたような感覚になる…
静寂の中で小便小僧の放尿の音が大きく聞こえるように感じた…。
どこか遠く離れた道場で烈さんの気合いの声が大きく響き、それが耳に入ると…
ガギィ!!
同時に仕掛ける両者!!火花を散らす二人!!
ギリギリギリィ…ッ…!
ギィンッ!!
ダン!
ザッ!!
ジリ…
ギリッ…
ダッ!
バッ!
ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!
どちらも譲らぬ両者!!
スッ…
ダァンッ!!
大きなドリルアームの腕の下に銃口を隠し、悟られぬようにして…一発の銃弾が放たれる!!
ドォンッ!!
しかし放たれた銃弾は外した!…否!暇人の足場を破壊したのだ!!
ガクン!!
暇人『――――!!』
足場を崩されて、これに暇人もバランスを崩してしまい、咄嗟に対応できなかった。
暇人『(しまっ…た!まずい!)』
なんとかして次の動作に移ろうするが…それも間に合わない!
既に目の前にはラビが迫っていた!!たった一度のチャンス…この隙を作るために…!
ギャリギャリギャリィィィィィィィィィィィィィィ…!!
アーマーを削る音が鈍く響き、重い一撃が放たれる!!
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!
暇人は攻撃をもろにくらってしまい、爆ぜる!!
喧嘩の経験の差は離れていたが…辛うじて暇人に勝利することができた…。
ラビ『喧嘩の相手は見て選ぶんだな(…と言っておこう…こう言っておけば相手も悔しがるだろう…)』
冷静さを保ちながら、クールを装い、暇人を見下ろすラビ…
静かに立ち去って行ったラビ…そして、暇人だけが残された…。
目の前には大きく広がる雲一つな青空だけだった…。
―――――敗北した…俺が…負けた…今まで誰にも負けたことがないのに…
―――俺が…負けた…
―何故だ…何故俺は負けた…
動けない身体とは別に何度も何度も自分が負けたことが信じられずにリフレインする…。
答えを求めてもそれに答える者は誰もいなかった…
ラビが去ってしばらくしたのちに、暇人率いるチームのメンバーが暇人を見下ろしていた。
ブースカ『なんやねん…自分が一番と思ってるやつがあんなヒョロイヤツに負けるとか自分あり得へんわ…お前にゃ失望したで…ホンマに!』
空我『まさか暇人さんが負けるなんて…ガッカリっすよ…』
殴男『コレが俺のリーダーか…恥ずかしいぜ…』
蹴男『リーダーの座は剥奪だな…テメェをリーダーとは認めねぇ…』
朝倉『チッ…おもしろくねぇ奴だ…テメェを倒せるのは俺だけと思っていた…それがあんな普通の男に負けるとか…イライラするんだよ!!』
先ほどの戦いを隠れて見ていたのか、負けてしまったことに失望し、ボロボロに言い捨てる!
ブースカ『ヲイ…俺なぁお前なんかをリーダーとは認めへん…俺な前からお前のこと気に入らんかったんや!』
先ほどの戦いでまだ動けぬ体を無理やりに起こされる暇人…しかし、それも羽交い絞めにされる…その意味は?
ブースカ『ヲイ…お前らこいつの強制脱退リンチや!いてもうたれや!!』
敗北し、リーダーの座を追われようとする暇人!羽交い絞めにされた理由はこの為だった!
>>Rider Punch!!
>>Rider kick!!
ブースカの命のもとに処刑人が力を開放する!この技を諸にくらって立ち上がったものはだれ一人もいない!
ドガァ!!バキィ!!
暇人『ぐうっ…ぁ!!』
動けぬ体に非情にも叩き込まれる拳と蹴り!
ブースカ『クックックック…これが今まで散々こきつかっとったリーダー…いや…元リーダーか…ええ気味やで!ヲイ!次は朝倉!お前がやれ!』
朝倉『弱い者に負けた男などに興味はない…俺は抜ける…あとは勝手にやれ』
ブースカ『チッ…なんやねん…つまらん奴やでホンマに…』
戦いに敗れた暇人などにはもはや興味はないとしてチームを抜けて立ち去る。
空我『ブースカの兄さん…こいつはどうします?』
ブースカ『あぁ…?もうそんなもんいらんわ!そこらへんにでも捨ててまえや!』
これまで散々こき使われていたことに鬱憤がたまっていたのかもはや言葉も発せぬまでにボロボロに叩き潰される…。
そこにはただ暇人一人だけが残されていた…陽も暮れ、辺りも薄暗くなろうとしていた…
動けぬ体…意識だけははっきりとしていて…動かそうにも全く動けないでいた…
――――もうどうでもいい…
―――もはやこの世界には何の興味もない…どうせこんな世界にいたってつまらないだけなのだから…
意識もやがて薄らいで…瞼は徐々に閉じられていく…
chapter Ⅲ イエローハートは祈りの印!
そのまま消えればいい…そう思っていた…その時だった…
???『大変…!これはひどいわ…こんなにボロボロになるなんて…』
???『しっかりしてください!大丈夫ですか!?聞こえますか!?』
そのまま俺は消えてなくなるはずだと思っていたその時に声が聞こえた…。
――――俺を呼ぶのは…誰だ…?
―――俺なんかに構うな…
それでも声はどんどん大きくなっていき、自分を呼ぶ声が頭に響いた。
―――オレヲヨブノハダレダ…
重い瞼を開いて…目に入ったのは…
???『あっ!…よかった…気が付いたんですね!!大丈夫ですか?』
――――――――――目の前に広がるのは………白と黒で彩られた世界だけのはず……だった
――――――彼女が視界に入った瞬間に…彼女の優しさに触れて…
―世界に色がよみがえる――――――――――――
目の前の名も知らぬ少女の優しさに…温もりを感じた…これまで自分が感じたことのない暖かさに
――――――――――――――俺は…初めて…涙を流した……
それから、数日後…入院してから彼女は足をここに運ぶようになった。
見ず知らずの人にここまでしてくれなくてもいいと断ったが…それでも彼女は何度も来てくれた。
時には怒られたりもしたが、それは自分のことを心配してのことだったのでなんだかうれしくて…いつもなら自分は怒鳴り散らしたり、拳を振り上げるばかりだったのに何故か彼女の前だとそんなことをする気さえも起こらなかった…。
けれど彼女と一緒にいるときだけが安らぎを感じて…幸せさえも感じた…
自分が自分でなくなっていくような感覚さえも覚えたが…嫌な感じではなかった…
退院した後も何度か自分のところに来てくれたり、自分からも会いに行くようになった…
彼女の笑顔が見たくて何度も足を運んだ…
だけどある日自分は苦悩する…彼女に会うまでは傷つけて、奪って、悲しませてばかり…恨みも買った…
そんな自分が果たして彼女のそばにいてもいいのだろうか…
だけどそれと同時に今の幸せを手放したくなかった…!
これまで傷つけてしまった人への償いのためにもう二度と拳をふるわないと誓う…彼女を悲しませないと誓う!
彼女との出会いが荒んだ彼の心を癒してくれた…心を満たしてくれた…
祈里『イエローハートはいのりのしるし~♪ラブちゃんのとこへ行こうっと♪』
ハミングして友達の家へ行く途中で…事件は起こった…
ブースカ『ヲイ…みてみぃや…アイツガキのくせしてモデル体型やで…あんなメスをいたぶって遊ぼうや?なぁ…?』
殴男『俺…人妻がいい…』
蹴男『馬鹿野郎…俺はペド派だ…JCなどBBAじゃねぇか…認めねぇ…』
ブースカ『おまいらの趣味なんぞどうでもええねん!!ええからはよ捕まえんかい!』
怪しい影が純情な女の子を狙う…!!
ブースカ『あのぉ~すみませんちょっと道を尋ねたいのですが…』
祈里『はい、なんでしょうか?』
ブースカ『俺たちと一緒に遊ぶところ知りませんかぁ~ぁ?』
祈里『えっ…な…なに!?』
明らかに道を尋ねるような様子ではない怖いお兄さん達が祈里に迫ろうとする…。
逃げようとするが囲まれてしまった祈里!
殴男『いや~ごめんねぇ~俺さ人妻が趣味なんだけどねぇ~?ブースカ兄さんがどぉ~してもっていうからさぁ~とにかく来てくれるぅ~?』
ブースカ『なんでオカマ口調やねん!まぁええわ…とにかくこのメスガキかっさらうで!』
攫われようする祈里は抵抗するがそれも空しく、男の力に女の力が敵うはずもなかった…
暇人『待ちな!』
ブースカ『なんやねん!!このご都合展開は!ここに出てくるスカした奴はドイツじゃぁぁぁぁぁぁぁい!!いてまうでホンマに!!』
暇人『最近見ないと思っていたらまだつまらんことしているのかお前らは…』
ブースカ『なんやねん…誰かと思えば雑魚かいな!お前みたいなカスなぁもう興味ないねん…あっち行っといてくれる?』
暇人『だが断る』
祈里が攫われようとそこに現れたご都合ヒーローの正体は言わずもがな暇人だった!!デテーン
ブースカ『あんなぁ…お前みたいなカスに構っている暇ないねん…わかった?わかったんやったら家帰ってマスでもかいとけや!…な?』
暇人『マスかいているのはお前らの方だろ?イカくさいんだよ…その手を放してもらおうか?』
ブースカ『何べんゆうてもわからん奴やでホンマに!しゃあない…ヲイ!空我!お前が相手したれや!』
空我『えー自分っすかー?マジだるいっすわー』
自分の手を汚すのが嫌なのかあるいは自分が勝てる自信がないのか空我に行かせるよう命じる…
空我『先輩…俺正直アンタにあこがれている時期もありましたわ…だけどなぁ…』
空我『てめぇみてぇな腐抜けちまった奴は大っ嫌いなんだよ!!』
大きく拳を振り上げる空我!!
ドゴォ!!
空我『な…なんでかわさない…?アンタほどの人が俺の拳を躱すなんてわけないだろ!?それとも…わざと…?』
暇人『……………………フッ…』
暇人『てめぇみてぇなパンチなんかなぁ…かわすまでもないんだよ…』
暇人『テメェのようなパンチ…軽すぎて痛くもないんだよ…』ギリギリギリ…
空我『あ…あががががががががが…』
暇人『雑魚は引っ込んでな!!』ドゴォ!!
強烈な蹴りは健在!!一撃で空我をKOする!!
ドシャァァァァァァァァァァ…!!
ブースカ『チッ…使えん奴やでホンマに…使えん奴やな!』ゲシィ!
自分の仲間であるにもかかわらずにまるで物を扱うかのように蹴り捨てる非情さ!
やつには誰かを想う心というものはないのか?
ブースカ『ヲイ!こんな奴なんて相手にしてられへんわ!お前らが相手したれや!』
ブースカ『わいはこのメスガキと遊んでくるわ!頼んだで!』
なんという非情で外道!!自分から進もうとはせずに他人任せ!ここはひとまず地獄兄弟に任せてここを後にする…
祈里『ひ…暇人さん!!助けてぇ!!』
暇人『祈里!!待て!!』
蹴男『おっと……無視しちゃあ困るね…』
殴男『助けたけりゃぁ…俺たちを倒してから行くんだな…』
連れ去られる祈里に後を追うとするがそれを阻む…!
『『俺たち地獄兄弟をな!!』』デテッテーン
こういう登場の演出に人はこうよう呼ぶ…
これは…敗北フラグだ!!と…
暇人『(………負ける気がしない…こいつら…ヤ●チャ並みの雑魚だ!!)』
地獄兄弟を雑魚呼ばわりする結構失礼な男であったwwwwww
暇人『かかってこい!!お前らに構っている暇はないんだ…一気にケリつけてやる!!』
中編へ続く…
前編を終えて…
長すぎたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
まだこれだけで前編なのよねーーーーーーーーwwwwwwwww
もうちょっとベースを考えて作ればよかった…
撮影自体はもう既に完了しているんですが…こつこつと続けて終わらせていきます!
どうか俺を見捨てないでくださいませ!!俺…頑張るよ!!
でわwwwwww
注意:これらの物語はフィクションです。決してこのような行為をしてはいけません(笑)
chapter Ⅰ 暇人キバ
かつて三年前に…とある町で名をはせる一人の男がいた…
その町に至る不良は彼を恐れ、数多くのチームをつぶし、たったひとりで200人の大規模のチームをつぶしたとか数多くの伝説を残した不良のカリスマ…
彼は求めていた…飢えていた…心の中の渇きを潤すために…
とにかく勉強だ、偏差値だ、このままでは就職すら無理だとクソうるせぇ先公をフルボッコにしたり…
金に不自由してなさそうな中坊を捕まえてはカツアゲしたり…
盗んだバイクで暴走行為を繰り返したり…
他チームのリーダーと因縁つけられても…
とにかく誰彼かまわずつぶしてきた…
幼女、人妻、ビッチ、ギャル…目を付けた獲物はとにかくレイープしてやった…
サツだろうとなんだろうと俺の敵ではなかった…
不良A『奴にかかわるな…とにかくなんであれアイツにかかわったら下手すれば死ぬぜ…とにかくヤベェ…』
不良B『アイツ…頭のネジがぶっ飛んでやがるのさ…まるで何かを求めるように…』
事あるごとに悪行を重ねては、各地の不良を恐れさせた…彼にかかわることを恐れ…やがて彼に挑む者はいなくなった…
しかし…どんなに刺激を求めていても決して彼の心は潤うことはなかった…
常に飢えていたのだ…この心の中の渇きを潤いたくて…求めれば求めるほど渇いていく…
一体どうしたら俺の心の中は潤うのだろう…人を傷つけてばかりで…
不器用な俺を愛してくれる者など誰もいやしない…
とある廃工場にあるグルーブがたむろしていた。
若き頃の暇人(18)『……クソ…つまんねぇ…』
グルーブをまとめる一人の男がつぶやく…どんなに刺激を求めていても決して渇きを潤すことができなかった…
常に渇いているせいもあって不機嫌そうに顔をしかめる…
ブースカ『なぁリーダーよぅここで暇潰してもつまんねぇしよぉとにかく町にいる女どもでもハントしにいかへんか?』
このガキの名はブースカ…とにかく生意気な奴で上の者に対しても敬語を決して話さない…チームに入って早々に先輩をつぶしてのし上がってきた…もっとも俺には決して勝つことはなかったが…
とにかくこいつは性欲が強すぎて年齢問わず目に付けた女はレイープしてやった…なんでも過去に振られた女が原因らしいが…(マキソ編ブースカ参照www)
暇人『俺は…いい…ヤル気もおきねぇ…』
ブースカ『なんやねんつまらへんなーリーダー最近日和っとるんとちゃんうんかぁ?』
蹴男『だったらよぉ今日もコンビニ巡っていくつかパクれるか競争しましょうぜぇ』
殴男『負けたほうがAVみたいに五枚ぐらい女の下着を脱がしてもって逃げるという罰ゲームだ…おもしろいぜ?』
空我『ドダディマディノイームクォツブグォウウェ?ダグバガガバダ…(隣町のチームをつぶそうぜ?ダグバが邪魔だ…)』
暇人『(グロンギ語わかんねぇ…)』
朝倉『イライラする…ヲイ…とにかく気に入らねぇ奴を片っ端から潰そうぜ?イライラするんだよ…』
ブースカ『なぁ?どうや?喧嘩か女かパクリか今日はどのゲームをやるんや!?なぁリーダーよ!?』
暇人『…ねぇ』
暇人が何かを呟いたが声が小さくて聞き取れなかった
ブースカ『あ?なんか、ゆうたんか?どれがやりたいんや?なぁ?』
暇人『つまんねぇ…』
ブースカ『あ?なんやて~?声が小さくて聞き取れへんわ~!』
暇人『つまんねぇんだよテメェらっ!!』
ブースカのふざけた言葉ですらも鬱陶しく感じたのか…声を荒げて言う暇人に…
ブースカ『あ…?あ…?あぁ!?なんやとてめぇもういっぺんいうてみぃやこらぁっ!!お前、自分が一番やからって調子にのっとるんと違うんか!?なんかゆうてみぃやこら!!なぁ!?』
空我『クーズカザァンオビブイディテクダンザァイ!!(ブースカさん落ち着いてください!!)』
ブースカ『ちっ…やってられへんわ!なんやもうしらけてしもたから勝手に女喰ってから帰るわ!』
暇人『………』
これまで町を支配していた一つのチームに不協和音が…だがそんなことはどうでもよかった…
チームがつぶれようと潰れまいと別にいい…とにかく俺の心を潤いたかった…だが渇くばかり…
どうしたら自身の心は満たされるのだろうか…考えても考えても答えは出ない…
chapter Ⅱ 兎は英語でラビットと言う
暇人は町をさまよっていた…最近では集会にもろくに出ず、チームの者とたむろしていたあの廃工場にも顔を出さなかった…ただ…ただひたすらに潤いを求めてふらふらと街をさまよっていた…
ひたすらに…ひたすらに歩き続けていた…ここがどこなのかも彼には分らなかった…
どこでもいい…なんでもいい…とにかく心を満たして欲しかった…
心を満たすに何かに出会えるのかもしれないと思った…
彼の世界は総てが灰色だった…白と黒だけの世界だった…
なにもかもがすべてがつまらなくて…どんなに刺激を求めても…決して渇くことない虚無の世界…
それが彼の世界だった…
ドンッ!
すれ違いざまに肩がぶつかる…だがそれすらも気にも留めなかった…
まだ血の気が多い若きラビ(21)『……ってぇな…ヲイ…ぶつかっといて何の詫びもなしかよ?』
肩がぶつかったにもかかわらず詫びの一言すらもなく、ただそのままと歩みを止めない暇人に愚痴をこぼす。
暇人『あ…?なんか言ったか?』
ラビ『ぶつかっておいて何の詫びもなしかって言ったんだ…何か言うことがあるんじゃあねぇのか?』
一触即発の二人…!
暇人『じゃあこれでもくらってなオッサン!!』ドゴォ!
問答無用で見ず知らずの男を殴る!DQNはとにかくキレると殴る!若い人間に見られる行動だ!!www
暇人『テメェが因縁つけるからこうなるんだ…かかわらなけりゃぁこうならなかったのによぅ…テメェ結構バカだろ?』
ラビ『………』ブチィ
耳の不自由な俺だが…悪口にはかなり敏感だった…その一言にキレる!
ラビ『ガキが…大人を甘く見んなやオラ!!』ドゴォ!!
やはり20歳を超えたとはいえ彼もまた血の気が多い若者だった…高校時代にサッカーで鍛えた右足で蹴りを放つ!
暇人『てめぇ…俺に因縁つけやがったな?後悔してもしらねぇぜ…』
ラビ『さぁな…後悔するのは案外お前の方かもな?』
賽は投げられた…もはや二人は引けぬ…引けぬが男の性…謝るという選択肢など二人の中にはなかった…
暇人『上等だ…ぶっつぶしてやる!』
Wake up!!ジャックナイフフォーム!!
注意:ガルルフォームですwwwww(決して赤いカエルではないwwwwwww)
ラビ『返り討ちにしてやる…かかって来な!!』
ガチャガチャ…カポーン!ドリルアーム!
ラビもまた対抗するためにドリルアームに変える!
出会ってしまった二人…引けぬ戦い…火蓋は切って開けられた!!
暇人の勢いよく振り下ろされたナイフは重い一撃を放つ!辛うじてそれにこらえるラビ!
もうこうなっては引けぬ…!どちらかが倒れるまでこの戦いは終わらないだろう…!
しばらく膠着状態が続いた二人だったが…軍配は暇人に上がった!力の競り合いでは暇人が上だった!
ラビ『クッ…(こいつ喧嘩慣れしてやがる!このまままともに戦えば俺は負ける…!)』
経験の差を感じたのか、このままでは自分は負けてしまう…!相手はそれほどに喧嘩慣れしていた男だったのだ…
刹那――――!一瞬の隙を見逃さなかった暇人は躊躇なく、首を狙う!?
ラビ『ーーーーーーっ!?』
現役を引退したとはいえ辛うじて反射神経と動作視力はまだ生きていたことでギリギリでそれを躱(かわ)す!!
咄嗟に躱すが、バランスを崩してしまう!
もちろんその隙を見逃すはずもなく…
ラビ目掛けて何のためらいもなく飛びかかる!!
ラビ『ちっ!!やむを得ん!悪く思うな!!』
飛び道具を使うことは卑怯ではあるが、これは喧嘩!どんな手を使おうとくらったモン負けなのだ!
ダン!ダン!ダン!!ダダダダダダダダダ!!
フルオートで連射するラビバースバスター!
ラビ『な…に……!?』
放たれた銃弾は暇人目掛けて飛んでいくが…目に映ったものは…
高速で決して目に留まらぬ速さであるはずの銃弾をすべて斬りおとしたのだ!
そんなことは不可能のはずだ…しかし不可能を可能にしてしまった目の前の出来事を認めるしかなかった…。
暇人『………どうした?もう弾切れか?ククク…』
息切れ一つも起こさせずに余裕の表情で笑う暇人…!これが喧嘩慣れした男なのか…経験の差が違う…!
ラビ『ふぅん…結構やるじゃないの…』
ラビ『(ヤベーヤベーコイツヤベーわー喧嘩吹っかける相手間違えたかな…銃弾を斬りおとすとかフツーあり得ね―わーどうしようっかな…)』
余裕を見せるラビではあるが喧嘩慣れしていないだけに内心は汗ダクダクだったwwww
とにかくハッタリでどうにかして経験の差を埋めようか模索中だ…
スッ…
ジリ…
ギリッ…
お互いに牽制しあいながら…間合いを徐々に詰めていく…先に仕掛けるか…様子を見るか…
二人はどう攻めるか脳内でシミュレートし、最善の手を探る…
ジョボボボボボボボボボボボボボボボボ・・・・・・
神経はさらに集中させて、己以外の音は消えたような感覚になる…
静寂の中で小便小僧の放尿の音が大きく聞こえるように感じた…。
どこか遠く離れた道場で烈さんの気合いの声が大きく響き、それが耳に入ると…
ガギィ!!
同時に仕掛ける両者!!火花を散らす二人!!
ギリギリギリィ…ッ…!
ギィンッ!!
ダン!
ザッ!!
ジリ…
ギリッ…
ダッ!
バッ!
ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!
どちらも譲らぬ両者!!
スッ…
ダァンッ!!
大きなドリルアームの腕の下に銃口を隠し、悟られぬようにして…一発の銃弾が放たれる!!
ドォンッ!!
しかし放たれた銃弾は外した!…否!暇人の足場を破壊したのだ!!
ガクン!!
暇人『――――!!』
足場を崩されて、これに暇人もバランスを崩してしまい、咄嗟に対応できなかった。
暇人『(しまっ…た!まずい!)』
なんとかして次の動作に移ろうするが…それも間に合わない!
既に目の前にはラビが迫っていた!!たった一度のチャンス…この隙を作るために…!
ギャリギャリギャリィィィィィィィィィィィィィィ…!!
アーマーを削る音が鈍く響き、重い一撃が放たれる!!
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!
暇人は攻撃をもろにくらってしまい、爆ぜる!!
喧嘩の経験の差は離れていたが…辛うじて暇人に勝利することができた…。
ラビ『喧嘩の相手は見て選ぶんだな(…と言っておこう…こう言っておけば相手も悔しがるだろう…)』
冷静さを保ちながら、クールを装い、暇人を見下ろすラビ…
静かに立ち去って行ったラビ…そして、暇人だけが残された…。
目の前には大きく広がる雲一つな青空だけだった…。
―――――敗北した…俺が…負けた…今まで誰にも負けたことがないのに…
―――俺が…負けた…
―何故だ…何故俺は負けた…
動けない身体とは別に何度も何度も自分が負けたことが信じられずにリフレインする…。
答えを求めてもそれに答える者は誰もいなかった…
ラビが去ってしばらくしたのちに、暇人率いるチームのメンバーが暇人を見下ろしていた。
ブースカ『なんやねん…自分が一番と思ってるやつがあんなヒョロイヤツに負けるとか自分あり得へんわ…お前にゃ失望したで…ホンマに!』
空我『まさか暇人さんが負けるなんて…ガッカリっすよ…』
殴男『コレが俺のリーダーか…恥ずかしいぜ…』
蹴男『リーダーの座は剥奪だな…テメェをリーダーとは認めねぇ…』
朝倉『チッ…おもしろくねぇ奴だ…テメェを倒せるのは俺だけと思っていた…それがあんな普通の男に負けるとか…イライラするんだよ!!』
先ほどの戦いを隠れて見ていたのか、負けてしまったことに失望し、ボロボロに言い捨てる!
ブースカ『ヲイ…俺なぁお前なんかをリーダーとは認めへん…俺な前からお前のこと気に入らんかったんや!』
先ほどの戦いでまだ動けぬ体を無理やりに起こされる暇人…しかし、それも羽交い絞めにされる…その意味は?
ブースカ『ヲイ…お前らこいつの強制脱退リンチや!いてもうたれや!!』
敗北し、リーダーの座を追われようとする暇人!羽交い絞めにされた理由はこの為だった!
>>Rider Punch!!
>>Rider kick!!
ブースカの命のもとに処刑人が力を開放する!この技を諸にくらって立ち上がったものはだれ一人もいない!
ドガァ!!バキィ!!
暇人『ぐうっ…ぁ!!』
動けぬ体に非情にも叩き込まれる拳と蹴り!
ブースカ『クックックック…これが今まで散々こきつかっとったリーダー…いや…元リーダーか…ええ気味やで!ヲイ!次は朝倉!お前がやれ!』
朝倉『弱い者に負けた男などに興味はない…俺は抜ける…あとは勝手にやれ』
ブースカ『チッ…なんやねん…つまらん奴やでホンマに…』
戦いに敗れた暇人などにはもはや興味はないとしてチームを抜けて立ち去る。
空我『ブースカの兄さん…こいつはどうします?』
ブースカ『あぁ…?もうそんなもんいらんわ!そこらへんにでも捨ててまえや!』
これまで散々こき使われていたことに鬱憤がたまっていたのかもはや言葉も発せぬまでにボロボロに叩き潰される…。
そこにはただ暇人一人だけが残されていた…陽も暮れ、辺りも薄暗くなろうとしていた…
動けぬ体…意識だけははっきりとしていて…動かそうにも全く動けないでいた…
――――もうどうでもいい…
―――もはやこの世界には何の興味もない…どうせこんな世界にいたってつまらないだけなのだから…
意識もやがて薄らいで…瞼は徐々に閉じられていく…
chapter Ⅲ イエローハートは祈りの印!
そのまま消えればいい…そう思っていた…その時だった…
???『大変…!これはひどいわ…こんなにボロボロになるなんて…』
???『しっかりしてください!大丈夫ですか!?聞こえますか!?』
そのまま俺は消えてなくなるはずだと思っていたその時に声が聞こえた…。
――――俺を呼ぶのは…誰だ…?
―――俺なんかに構うな…
それでも声はどんどん大きくなっていき、自分を呼ぶ声が頭に響いた。
―――オレヲヨブノハダレダ…
重い瞼を開いて…目に入ったのは…
???『あっ!…よかった…気が付いたんですね!!大丈夫ですか?』
――――――――――目の前に広がるのは………白と黒で彩られた世界だけのはず……だった
――――――彼女が視界に入った瞬間に…彼女の優しさに触れて…
―世界に色がよみがえる――――――――――――
目の前の名も知らぬ少女の優しさに…温もりを感じた…これまで自分が感じたことのない暖かさに
――――――――――――――俺は…初めて…涙を流した……
それから、数日後…入院してから彼女は足をここに運ぶようになった。
見ず知らずの人にここまでしてくれなくてもいいと断ったが…それでも彼女は何度も来てくれた。
時には怒られたりもしたが、それは自分のことを心配してのことだったのでなんだかうれしくて…いつもなら自分は怒鳴り散らしたり、拳を振り上げるばかりだったのに何故か彼女の前だとそんなことをする気さえも起こらなかった…。
けれど彼女と一緒にいるときだけが安らぎを感じて…幸せさえも感じた…
自分が自分でなくなっていくような感覚さえも覚えたが…嫌な感じではなかった…
退院した後も何度か自分のところに来てくれたり、自分からも会いに行くようになった…
彼女の笑顔が見たくて何度も足を運んだ…
だけどある日自分は苦悩する…彼女に会うまでは傷つけて、奪って、悲しませてばかり…恨みも買った…
そんな自分が果たして彼女のそばにいてもいいのだろうか…
だけどそれと同時に今の幸せを手放したくなかった…!
これまで傷つけてしまった人への償いのためにもう二度と拳をふるわないと誓う…彼女を悲しませないと誓う!
彼女との出会いが荒んだ彼の心を癒してくれた…心を満たしてくれた…
祈里『イエローハートはいのりのしるし~♪ラブちゃんのとこへ行こうっと♪』
ハミングして友達の家へ行く途中で…事件は起こった…
ブースカ『ヲイ…みてみぃや…アイツガキのくせしてモデル体型やで…あんなメスをいたぶって遊ぼうや?なぁ…?』
殴男『俺…人妻がいい…』
蹴男『馬鹿野郎…俺はペド派だ…JCなどBBAじゃねぇか…認めねぇ…』
ブースカ『おまいらの趣味なんぞどうでもええねん!!ええからはよ捕まえんかい!』
怪しい影が純情な女の子を狙う…!!
ブースカ『あのぉ~すみませんちょっと道を尋ねたいのですが…』
祈里『はい、なんでしょうか?』
ブースカ『俺たちと一緒に遊ぶところ知りませんかぁ~ぁ?』
祈里『えっ…な…なに!?』
明らかに道を尋ねるような様子ではない怖いお兄さん達が祈里に迫ろうとする…。
逃げようとするが囲まれてしまった祈里!
殴男『いや~ごめんねぇ~俺さ人妻が趣味なんだけどねぇ~?ブースカ兄さんがどぉ~してもっていうからさぁ~とにかく来てくれるぅ~?』
ブースカ『なんでオカマ口調やねん!まぁええわ…とにかくこのメスガキかっさらうで!』
攫われようする祈里は抵抗するがそれも空しく、男の力に女の力が敵うはずもなかった…
暇人『待ちな!』
ブースカ『なんやねん!!このご都合展開は!ここに出てくるスカした奴はドイツじゃぁぁぁぁぁぁぁい!!いてまうでホンマに!!』
暇人『最近見ないと思っていたらまだつまらんことしているのかお前らは…』
ブースカ『なんやねん…誰かと思えば雑魚かいな!お前みたいなカスなぁもう興味ないねん…あっち行っといてくれる?』
暇人『だが断る』
祈里が攫われようとそこに現れたご都合ヒーローの正体は言わずもがな暇人だった!!デテーン
ブースカ『あんなぁ…お前みたいなカスに構っている暇ないねん…わかった?わかったんやったら家帰ってマスでもかいとけや!…な?』
暇人『マスかいているのはお前らの方だろ?イカくさいんだよ…その手を放してもらおうか?』
ブースカ『何べんゆうてもわからん奴やでホンマに!しゃあない…ヲイ!空我!お前が相手したれや!』
空我『えー自分っすかー?マジだるいっすわー』
自分の手を汚すのが嫌なのかあるいは自分が勝てる自信がないのか空我に行かせるよう命じる…
空我『先輩…俺正直アンタにあこがれている時期もありましたわ…だけどなぁ…』
空我『てめぇみてぇな腐抜けちまった奴は大っ嫌いなんだよ!!』
大きく拳を振り上げる空我!!
ドゴォ!!
空我『な…なんでかわさない…?アンタほどの人が俺の拳を躱すなんてわけないだろ!?それとも…わざと…?』
暇人『……………………フッ…』
暇人『てめぇみてぇなパンチなんかなぁ…かわすまでもないんだよ…』
暇人『テメェのようなパンチ…軽すぎて痛くもないんだよ…』ギリギリギリ…
空我『あ…あががががががががが…』
暇人『雑魚は引っ込んでな!!』ドゴォ!!
強烈な蹴りは健在!!一撃で空我をKOする!!
ドシャァァァァァァァァァァ…!!
ブースカ『チッ…使えん奴やでホンマに…使えん奴やな!』ゲシィ!
自分の仲間であるにもかかわらずにまるで物を扱うかのように蹴り捨てる非情さ!
やつには誰かを想う心というものはないのか?
ブースカ『ヲイ!こんな奴なんて相手にしてられへんわ!お前らが相手したれや!』
ブースカ『わいはこのメスガキと遊んでくるわ!頼んだで!』
なんという非情で外道!!自分から進もうとはせずに他人任せ!ここはひとまず地獄兄弟に任せてここを後にする…
祈里『ひ…暇人さん!!助けてぇ!!』
暇人『祈里!!待て!!』
蹴男『おっと……無視しちゃあ困るね…』
殴男『助けたけりゃぁ…俺たちを倒してから行くんだな…』
連れ去られる祈里に後を追うとするがそれを阻む…!
『『俺たち地獄兄弟をな!!』』デテッテーン
こういう登場の演出に人はこうよう呼ぶ…
これは…敗北フラグだ!!と…
暇人『(………負ける気がしない…こいつら…ヤ●チャ並みの雑魚だ!!)』
地獄兄弟を雑魚呼ばわりする結構失礼な男であったwwwwww
暇人『かかってこい!!お前らに構っている暇はないんだ…一気にケリつけてやる!!』
中編へ続く…
前編を終えて…
長すぎたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
まだこれだけで前編なのよねーーーーーーーーwwwwwwwww
もうちょっとベースを考えて作ればよかった…
撮影自体はもう既に完了しているんですが…こつこつと続けて終わらせていきます!
どうか俺を見捨てないでくださいませ!!俺…頑張るよ!!
でわwwwwww
気になるっしゅwwwwww wwww
いや、しかし暇人さんかっこよすぎだぜ!まさかこんな過去があったなんて///
今の暇人さんがあるのは、こんな壮大な過去が影響してたんですね!そりゃエロくもなりますわな←
ブースカwww
悪やでぇ…………ビクンビクン
続き、待ってますね(^q^)
それでは!!
ぱぴんさんち原産のごっつに出てくるヤー公みたいなブースカ久々に見たわwwwこいつセリフがほんこんの声で脳内再生される(最初の頃板尾ストラップと一緒に出てたからかも)から吹くwww
あれ?暇人さんのトシ俺間違えてたわ^^;今年19だと思ってたが…ってよく見たらラビさんのトシも違うやんけ^^;あーたしゅごさんと同い年でしょ確か^^;
あれ?暇人さんのトシ俺間違えてたわ^^;今年19だと思ってたが…ってよく見たらラビさんのトシも違うやんけ^^;あーたしゅごさんと同い年でしょ確か^^;
これはおもしろいwwwww
と思ったらまだ続いてくれるとかありがたいwww
暇人さんがかっこよすぎてヤバイwwww随分と乾ききってた時代があったんですね・・・w
ブースカが圧倒的クズwwwww暇人さんの鉄拳であのマヌケ面をぶちのめしてほしいっすわww
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ワロタwwww
暇人さんこんな過去がwwww
ブースカヒドスwwwwwwカスwwwww
あ、リンクさせていただきます
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これはwwwwwwwwww
そう・・・3年前、俺は荒れてたんだ・・・レイープもしたし・・・DQN殴り殺ししたし・・・←
ラビさんは強かった・・・流石に勝てる相手ではなかったぜ・・・。
あの頃は皮が剥けてなかったのが敗因でしたわ←
祈里に会ったおかげで自分は生まれ変わったのだ・・・ありがとう!祈里!!prprprprprprpr・・・
あれ?アメマイってこんなに弱かったっけwwwwwwてか地獄兄弟wwww貴様らどんな趣味してんだwwwwww
そう・・・3年前、俺は荒れてたんだ・・・レイープもしたし・・・DQN殴り殺ししたし・・・←
ラビさんは強かった・・・流石に勝てる相手ではなかったぜ・・・。
あの頃は皮が剥けてなかったのが敗因でしたわ←
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暇人さんの歴史がついに公開されたのだ!
いや~何がすごいって撮影に時間が・・・ではなくてここまで話を膨らませして画像とバッチしリンクしているのがすごい!
さすがラビさんだぜ!
私が劇場始めたきっかけはラビさんだしやっぱり師匠はすげぇ~や!
いや~何がすごいって撮影に時間が・・・ではなくてここまで話を膨らませして画像とバッチしリンクしているのがすごい!
さすがラビさんだぜ!
私が劇場始めたきっかけはラビさんだしやっぱり師匠はすげぇ~や!
凄い長いのに読んじゃいましたよ!
この後どうやって変態紳士っていうか生粋の変態が生まれるのか見ものです…刮目せよ!的な…ね(^▽^;)
この後どうやって変態紳士っていうか生粋の変態が生まれるのか見ものです…刮目せよ!的な…ね(^▽^;)
素晴らしいですね!
長さを感じさせない展開でした。
ブースカのワルっぽさが板についてて笑えましたね♪
ブッキー可愛い!!欲しい!!
長さを感じさせない展開でした。
ブースカのワルっぽさが板についてて笑えましたね♪
ブッキー可愛い!!欲しい!!
>>マキソさん
流石に三部作は疲れましたわ―…まさか画像数が300枚に達するとは思わなんだ…www
そうなのだ…彼にはこのような荒んだ過去があったのだよ(えw
もうねーブッキーはエロ可愛いから仕方ないっすわ―仕方ないっすわ―wwwwww
ぱぴんさんのブースカ悪杉wwwwwwwwww
続きは見てくれたかな?でわ!^^
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ぱぴんさんのブースカ悪杉wwwwwwwwww
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>>ミドタロスさん
もうここまで来ると893にしか見えないですね…ブースカ…いやまじグースカ(クズ的な意味で)ですわwwww
ほんこん…声…そんなん意識しとりませぬwwwwwww
年齢についてこまけぇこたぁいいんだよ!!ビシィwwwwwwwww年齢はテキトーにwwwwwwww
確かにしゅご神さんとは同い年ですが…ちょい若作りしちゃいますたwwwww
もうここまで来ると893にしか見えないですね…ブースカ…いやまじグースカ(クズ的な意味で)ですわwwww
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年齢についてこまけぇこたぁいいんだよ!!ビシィwwwwwwwww年齢はテキトーにwwwwwwww
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>>ブラァックさん
流石にまとめて終わらせることはできませんでした…三部作になっちまったどうしてこうなったwwwww
若りしころは飢えていたのだ…渇いていたのだ…愛を求めて…そして出会った…彼女に…
もうこりゃブースカじゃない無くてクーズカですなwwwwww
見てくれてありがとう!コメントをありがとう!!^^
流石にまとめて終わらせることはできませんでした…三部作になっちまったどうしてこうなったwwwww
若りしころは飢えていたのだ…渇いていたのだ…愛を求めて…そして出会った…彼女に…
もうこりゃブースカじゃない無くてクーズカですなwwwwww
見てくれてありがとう!コメントをありがとう!!^^
>>questionさん
コメントありがとうございます!^^
若かった…青かったあの頃は荒れていたのだ…ブースカマジクズwwwwクーズカだよこれ!!wwww
リンクサンクス!!嬉しいです!!^^
コメントありがとうございます!^^
若かった…青かったあの頃は荒れていたのだ…ブースカマジクズwwwwクーズカだよこれ!!wwww
リンクサンクス!!嬉しいです!!^^
>>暇人な皇帝さん
あの頃の暇人さんは青かったですな…もう周りの者は誰かれ傷つけては恨みを買っていましたな…←
喧嘩は得意ではないが…とにかく使える手は出し尽くしました…ぜ…
あの頃の俺も同じくはまだ剥けておりませぬ(えwww
祈里ちゃんは可愛いですもんね~あの可愛さはマジ天使ですな(…だが俺はラブちゃんだwwwwww
空我もまたみせかけの…偽りの強さを見せることで周りを近づけさせなかった臆病者だったのさ…(えw
地獄兄弟…いい趣味だな…だが無意味だwwwww
あの頃の暇人さんは青かったですな…もう周りの者は誰かれ傷つけては恨みを買っていましたな…←
喧嘩は得意ではないが…とにかく使える手は出し尽くしました…ぜ…
あの頃の俺も同じくはまだ剥けておりませぬ(えwww
祈里ちゃんは可愛いですもんね~あの可愛さはマジ天使ですな(…だが俺はラブちゃんだwwwwww
空我もまたみせかけの…偽りの強さを見せることで周りを近づけさせなかった臆病者だったのさ…(えw
地獄兄弟…いい趣味だな…だが無意味だwwwww
>>ぱぴんさん
あの頃の暇人さん…まさに黒歴史でしたな…しかし彼女に出会えたことですべてが変わったのだ…
撮影に時間もかかった…画像加工に、ストーリー作成…疲れますたwwwww
話を作るのは嫌いじゃないですが…キーボードに文字を打つのに時間ががががががががががががが(ry
ありがとうございます!!頑張って作ったかいがありました!!^^
あの頃の暇人さん…まさに黒歴史でしたな…しかし彼女に出会えたことですべてが変わったのだ…
撮影に時間もかかった…画像加工に、ストーリー作成…疲れますたwwwww
話を作るのは嫌いじゃないですが…キーボードに文字を打つのに時間ががががががががががががが(ry
ありがとうございます!!頑張って作ったかいがありました!!^^
>>ぷっこさん
撮影に力はいりすぎて長くなってしまったしwwwどうしてこうなってしまったしwwwwwww
文字も写真も多すぎて申し訳ない!最後まで読んでくれてサンクスです!!^^
んー特にそこまで深くは考えていないwwwwww
ただ単に出会い的なものを作りたかっただけなんですよー(笑)
撮影に力はいりすぎて長くなってしまったしwwwどうしてこうなってしまったしwwwwwww
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んー特にそこまで深くは考えていないwwwwww
ただ単に出会い的なものを作りたかっただけなんですよー(笑)
>>Fig-papaさん
えwwwwかなり長いなーと思いましたがそうでもなかった?wwwwww
ぱぴんVerやマキソVerのブースカの悪っぷりのインパクトが強すぎてこういったキャラにwwwwww
ブッキーマジ可愛い!!だがラブちゃんだぁぁァァァァァァァァァァァァ!!wwwwwww
えwwwwかなり長いなーと思いましたがそうでもなかった?wwwwww
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ブッキーマジ可愛い!!だがラブちゃんだぁぁァァァァァァァァァァァァ!!wwwwwww
ブースカクズすぎるwwwwwwwwwwwwwwwww
それにしても暇人さん、ワルやなあwwww
満たされず、暴力に染まった彼に、世界の輝きを教えたブッキー。
彼女のために拳を振るうことを決意した暇人さん。
戦いはどうなるのか・・ゴゴゴ
それにしても暇人さん、ワルやなあwwww
満たされず、暴力に染まった彼に、世界の輝きを教えたブッキー。
彼女のために拳を振るうことを決意した暇人さん。
戦いはどうなるのか・・ゴゴゴ
>>姫宮凱さん
コメントあざまーす^ω^
ブースカマジクズですwwwwwwwwwwww己の手を汚すことを嫌い他人を利用する…マジクズですwwww
まだまだ青かったあの頃はきっと荒んでいたに違いない!(えw
愛に飢えて…心は渇き…潤ってくれるもの…満たしてくれるもの…探し求めて彼は…
三部作長すぎたwwwwwwクッソ疲れた!!wwwwwだがしかし充実した!wwwwwwww
全部読んでいただけましたか?^ω^
コメントあざまーす^ω^
ブースカマジクズですwwwwwwwwwwww己の手を汚すことを嫌い他人を利用する…マジクズですwwww
まだまだ青かったあの頃はきっと荒んでいたに違いない!(えw
愛に飢えて…心は渇き…潤ってくれるもの…満たしてくれるもの…探し求めて彼は…
三部作長すぎたwwwwwwクッソ疲れた!!wwwwwだがしかし充実した!wwwwwwww
全部読んでいただけましたか?^ω^
[えwww ] ◇ マキソ | URL | 06/25 08:07 | edit