●フィギュア小劇場
伊藤カイジの豪運ギャンブル(後編)
アイキャッチですwww
ゆり『三億円が手に入ったら学費や食費の心配もいらないし、団地から高級マンションへの暮らしも夢じゃないわよね…』
フィリップ『しかし…ギャンブルで勝つためには経験とイカサマを見破る力…そして運が必要だね…』
まどか『私の一億円と私の身体を賭けるわ…!!私が勝ったなら貴方の首を貰うわ…!!』
まどか『私と勝負してくれるわよね?いいえ、貴方は乗るはず…乗らなきゃだめよ…!』
カイジ『(俺が勝てば…合計で三億が手に入る…!しかし…負ければ…死!!)』
負ければ死!!
死刑執行人の仮面ライダーアックスさんですwww
カイジの中で理性と欲望が交錯する!!
負ければ…俺の人生が終わる…!!
勝てば三億円で豪遊!!(+性奴隷メイド付きwww)
どっちを選ぶっ!?
ドクン…ドクン…
先ほどまで全く緊迫感のない勝負だったのに、自分の心音が大きく響いてくる…!
握りしめた拳に汗ばむ…!
勝てば栄光の勝利と三億円…っ!
負ければ…人生終了…っ!!
カイジの選択は……!?
カイジ『俺は既に一度や二度…死んだ命だ…!いつ死んでもおかしくないギャンブルにこれまで勝ってきたんだ……この勝負……乗った!!』
カイジは選んだ…ゲーム続行だと!!
まどか『いいわ……これで勝っても負けてもお互いに遺恨なし!!いいわね…!?』
カイジ『ああ……望むところだ!!』
そして……ついに始まった…究極のゲーム!!
そして、緊迫感を味わってもらうためにカイジの左耳には針を打ちこむ機械が装着される…!!
負ける度に賭けた針の長さが耳の中を突き進む…っ!!
まさに正気の沙汰ではないっ…!!
●Eカードルール
カードには八枚の『市民』と一枚の『皇帝』と一枚の『奴隷』の合計10枚のカードがある。
強さはこのようになる。
王は市民より強い 『皇帝』>『市民』
市民は奴隷より強い 『市民』>『奴隷』
奴隷は王を討つ力がある 『皇帝』<『奴隷』
勝負は10戦!!
第一戦目開始っ…!!
テーブルの上に投げられたカードが二枚…!
ドクン……
ドクン…
カードの開示!!
裏返されたカードはお互いに『市民』!!
勝負はドロー!!
白熱する勝負!!
そして…第九戦目…!!
カイジの出されたカードは『市民』!!
カイジ『なん…だと…っ!?ここにきて…まさか…『皇帝』を出してきただと…!?』
第九戦目にして敗れたカイジ……!!
その時、カイジの耳につけられた装置に異変が…!?
キュイイイイイイイイイイ……ン…っ!
カイジ『う……うわああああああああああっ!!』
針の進む音は小さいものだ…しかし、耳に直接装着された場合、その音の大きさはその比ではない!!
迫る針の音にカイジは恐怖する!!
まどか『ふふふふふふ…うふふふふふ!!そうよ…その顔よ!その顔がみたかった…っ!!ああ…何という愉悦…何という快感…これだからギャンブルは止められないのよねぇ…』
カイジが恐怖に歪む様にまどかが不気味に笑う…!
カイジ『はっ…はっ…はぁっ…!』
ようやく針が止まり、迫る耳障りな音も消えた…しかし、先ほど体験した恐怖に動悸は収まらない…!
まどか『さぁ…あとは最終局面よ…貴方はもう後がないわね…?やめるなら今のうちよ…その変わりにこれまで手にした大金は失うことになるけれどね…うふふ…』
その瞬間…っ!
カイジの目に映ったのはまどかの卑しい笑みにあの男の顔が重なった!!
カイジ『……っ!!兵藤っ…!!』
カイジの脳裏に思い浮かんだのはエスポワール号での忌々しい出来事…!
帝愛グループの頭首・兵藤和孝だった…。
一度は手にした大金…死んでいった仲間達の弔い合戦にと挑んだが…あえなくも敗れ…五本の指を失うという代償を支払った…!(後に帝愛の繋がりを持つ病院にて治療を受けて完治した。)
カイジ君…君は『王』たる資格を持ちうる勇敢でかつ無謀な若者だ…
もう一度私の前に来たまえ…その時はまた相手してやろう…
カイジ『(そうだ…俺はここで終わるわけにはいかねぇんだ…!もう一度…もう一度…!あいつと再戦する為に……!!ここで終わるわけにはいかないんだ!!)』
カイジの瞳には絶望ではなく、未来を見据えた炎の意思が宿っていた!!
ここでカイジの逆転劇は始まるのか!?
まどか『さぁ…どうするの?ここで2ミリ賭けてもここまで勝って手にした大金は戻らないけどね…うふふ』
カイジ『最大で…40ミリだ…』
まどか『…………え?』
カイジ『40ミリだっ!!全てを賭けて…ここで勝ってやるっ!!』
まどか『よ…40ミリですって!?そんな…正気の沙汰じゃないわ!!』
耳に仕掛けられた機械は最大で40ミリ伸びるが…
しかし、それは危険な賭けだった!!
そぅ…鼓膜を突き破ってもしばらくすれば再生するが…40ミリとなれば三半規管まで達してしまい、平衡感覚はままならず、嘔吐と頭痛に苛まれる危険があるのだ!!
ましてや三半規管はデリケートな器官であり、傷ついてしまったら以前のように再生することは不可能!!
カイジ『ああ…そうだ…俺はいかれているんだよ…俺は根っからのギャンブラー中毒なんだよ!!もう既に脳は焼け爛れたようにもうとっくにネジはぶっ飛んでいるんだよ!!(今なら兵藤の言ったことがわかる気がするぜ…俺もまたあんたと同じギャンブラー中毒者だったんだな…)』
まどか『……っ!狂人め…!!』
カイジ『それに……お前みたいなひよっこ如きに俺が負けるはずがねぇよ…!あいつに比べたら…な』
まどか『(こいつ…っ!いいわ…お望みなら…貴方を葬ってあげるわ…!もちろん『皇帝』でね!!)』
カイジの安い挑発にまどかはまんまと載せられる…!
まどか『これで長かったゲームも終わりよ!(コレで貴方も終わりよ!!)』
遂に運命のカードの開示…っ!!
まどか側は『皇帝』!!
まどか『そ……んな…馬鹿なっ!!』
『市民』を繰り出すであろうと思われたカイジの手札は『奴隷』だった!!
まさかの結果にまどかは愕然とする…!
自分の結果が信じられないあまりに脱力して、手に握られていたカードが落ちる…!
カイジ『勝った………』
カイジ『勝った…っ!…勝ったんだ…っ!!』
ボロボロ……
カイジの双瞼から大粒の涙があふれる…!!
カイジ『うおおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!勝ったぞ…!勝ったぞーーーーーーーー!!』
コングラッチェーション!!
コングラッチェーション!!
かくして最後の勝負『Eカード』を決して勝利したのは伊藤カイジ!!
合計勝利額3億円!!
そして、当然まどかもお持ち帰りwwww
まどかはこれから一生をカイジに尽くさねばならないのであった…。
●某月某日某所……
???『まぁ…こんなものは序の口でしかないんだろう?しかし…3億円を失ったのは大きな痛手じゃないのかい?』
???『まさか?あれぐらいなら痛くもかゆくもないわよ(笑)あれぐらいの額ならインサイダー取引すれば元は取り返せるなんてわけはないわよwww』
インサイダー取引は違法であり犯罪行為ですwww
???『やれやれ…全く君達人間ってのはどうしてこんなにも欲深いのだろうね…全く理解ができないよ』
今回のギャンブルの黒幕は雪城財閥グループのほのかとそして裏で取引していたキュウベエだった!!
やはり彼女は帝愛グループとのつながりはあるのだろうか…?
終 わ り
はい、以上でカイジ編の小劇場でしたwww
ガチャポンはリサイクルショップで物色していたらたまたま見つけたので思わず買ってしまいましたwww
また、『危機一髪ゲーム』の玩具はコンビニでお菓子を買いに行ったらこれまた偶然にもあったので、見た瞬間に閃いたので買っちゃいましたwww
そして、バンダイの商品の『3億円』ですが…カイジにはやっぱり必要でしょう!!
1600円という少し高めのものではありましたが…www
勝って良かった逸品ですwww
しばらくの間はフィギュアのレビューはしないかと思います!
溜まったスマプリの感想も書かなくちゃならないので…
スマプリ感想を書き終えたら、『鋼の錬金術師』に登場するリボルテックの『エドワード・エルリック』もしくはS.H.Figuartsのweb限定の『ダークプリキュア』をレビューすると思います!
お楽しみに!!
最後まで見てくれてありがとうございました!!(。・ω・)ノ゙
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