スマプリの感想もだいぶ終えて余裕ができたので、フィギュアレビュー再開です!
発売されてから既に3か月以上が経過しておりますが…ようやくダークプリキュアのレビューです!(笑)
●S.H.Figuarts ダークプリキュア レビュー
●ダークプリキュアとは?
プリキュアシリーズ『ハートキャッチプリキュア』に登場する闇の力を持つプリキュア。
砂漠の使徒をまとめる男・サバーク博士が月影ゆりのDNA細胞を培養し、研究の果てに生み出された人造クローンでゆりのコピーともいえる。
母の母胎から生まれたわけではないが、遺伝子学上月影ゆりの妹にあたる。
『ムーンライトを倒し、私が本当のムーンライトになる』として、もう一人の分身であるキュアムーンライトを倒すことこそが使命と考えていた。
かつて、キュアムーンライトと戦い、果てにムーンライトの心の種の欠片を得て、更なる力を得た最強のプリキュアでもある。
後に、心の大樹でゆりは心の欠片を完全な姿に戻し、ダークと再戦!
激闘の末にダークはキュアムーンライトに敗れる!
決戦の地では傷ついた体を癒し、両目が金色に輝き、完全体となって、キュアムーンライトと三度目の戦いに!
サバーク博士こそがゆりの父であることを知り、ダークはゆりの妹であることを知り驚愕した!
戦いの果てにキュアムーンライトに敗れ、倒れるが…最期はサバーク博士に抱かれて『自分の娘だよ』とその言葉に満足し、光の雫となってこれまで見せたことのない笑顔を姉・ゆりに向けて消滅していった。
心のない人形だったかもしれないが、最後は人間としての心を得て、感情を得て、全てに満足して消えた。
しかし、後にサバーク博士はデューンの光弾から守る為にゆりをかばって、光の雫となり消滅してしまう…。
ハトプリって…子供向けのアニメのはずなのにコロンとサバーク博士、ダークが死ぬとか…ありえな~い…。
これまでのプリキュアシリーズに比べて、ハトプリでは『生と死』についてのテーマも加わっていたような気もします…。子供には理解しがたいテーマですよ…。どうしてこうなった…
ダークプリキュアのパッケージは漆黒の闇と血をも思わせるような赤黒いカラーです!
Web受注生産の限定品ですが中古ショップで4500円程で購入しました!
●内容品一覧
ダークプリキュア本体
ダークタクト
交換用手首 (左右2セット+右手一個)
交換用フェイス 三種
専用スタンド
ダークプリキュアの翼 (展開時・待機時の二種)
妖精がいないことや手首の少なさから物足りなさはあるかもしれませんがそんなことはないです!
ダークプリキュアの片翼です!
今回も未開封の専用スタンド(笑)
ダークプリキュアの名前と共にキュアムーンライトから奪った心の種の欠片のシルエットも!!
自立は翼さえつけていなければさほど難しくありません!
純白のムーンライトに比べて、ダークは黒のゴシックロリータ的なコスチュームです。
胸のフリルなどの再現度が半端ねぇぜ!!
刺々しい雰囲気を纏う花とおかっぱ頭が特徴のダークです。
姉ムーンライトと同じく、胸がないダークちゃん(笑)
だけどウェストは細くてスタイルがいいです!
そういや…ゴスロリなコスはやはり父・サバーク博士の趣味なのだろうか…?
左肩の肩甲骨あたりに翼をつけるためのジョイントがつけられています。
リボンも大きくてかわいらしく再現度も高し!
肩の可動範囲はキュアピーチの悪夢再びで固定式!?
かと思いきやそんなことは全くなかったぜ!(笑)可動範囲はやや制限こそありますが良好です。
細い足にハイニーソなソックス…サバーク博士わかっているじゃねぇか…(笑)
残念ながらスカートは軟質素材ではなく、固定式なのでハイキックなどは不可です…↓OTZ
展開時・主に飛行時で展開される翼ですがとても大きく迫力があります!
小悪魔なダークちゃんwww踏まれたいかもwww
わかりにくいですが左はデフォルトのフェイスで右が口が軽く開いて驚きフェイスです(笑)
右に金、左に黒のオッドアイです!左は睨みフェイス、右は叫びフェイスです!
アイプリントのズレは全くなく丁寧な仕上がりで満足です!
更に…右手を交換して…
ハトプリのOPのシーンの再現もできます!
オッドアイのダークちゃんも可愛いかもwww
●変身バンク(え…)
『闇夜に映える一輪の華!!』
『ダークプリキュア!!』
ダーク『ん……?カシャ?』
後ろからシャッター音が聞こえ、不審に思い振り向いてみると…フードロイド(カメラ機能)を手に持つキュアムーンライトの姿が(笑)
ムーンライト『ぷぷぷぷ…まさか、隠れて決めポーズを真剣に考えているとかダークも可愛いところもあるのね…』
ダーク『カーーーーッ……(赤面)』
誰にも見られないように隠れて決めポーズを考案しているところを姉・ムーンライトに見られてしまった(笑)
ムーンライト『早速、お父さん(サバーク博士)とお母さんに見せましょう!』
ダーク『や…やめてくれ!!そ…そんなものを見られたら私はお笑い者だ!』
妹のダークの決めポーズを激写した姉は早速、父と母に見せようと笑みを浮かべて逃げるwww
ムーンライト『うふふふふ~つかえてごらんなさぁ~い(笑)』
ダーク『わ~ん!お姉ちゃんのバカバカバカバカ~!!嫌いになっちゃうんだから~!』
コロン『ムーンライト………いつからそんなキャラになったんだい…』
●必殺技発動
『闇の力よ!集え!!』
『ダークフォルテウェイブ!!』
ウッディ『是非俺の股間にフォルテッシモしてくださいwww』
ちょっ…ウッディwww
ダーク『こ…これでいいのか?よくわからんがこうすれば闇の力が強くなれるのだな?』
ウッディ『もちろんだ!ハァハァ…もうすぐ俺の股間がフォルテバーストだぜ…!』
にわか知識もない純粋なダークちゃんに嘘を吹きこませるウッディひどスwww
ダークの綺麗な白く細い足に俺の股間もバーストしそうだぜ!(笑)
●戦闘シーン
キュアムーンライトを倒さぬ限り、自分はいつまでも偽物のままなのだと嘆くダーク!
光と闇の戦い!ムーンライトとダークの戦いの果てに勝利するのは…!?
ハートキャッチプリキュア(プチ小説)
IFストーリー
●もしかしたらあったかもしれないもう一つの可能性
ハートキャッチプリキュア本編では父・サバーク博士と妹・ダークプリキュアを目の前で失ってしまいましたが…
もしも、もっと早くにサバークが父であることを知り、ダークが妹であることを知っていたなら…?
もしかしたらあったかもしれないもう一つの可能性の物語…
キュアムーンライトとダークの戦いについに決着!?
全てを知り、真実を知ったキュアムーンライトがとった行動とは…!?
ボロボロの状態で立ちあがり、なおもムーンライトに挑もうとするダークにムーンライトはタクトを捨てて、ダークをそっと優しく抱き締める…!
ダーク『……!?何のつもりだ…?』
優しく抱きめられる暖かな温もりに奇妙な感覚を覚えるダークはムーンライトをはねのけようとするが最早その力すらもなかった…。
ムーンライト『もういいのよ……』
そっと静かに言うムーンライトは言葉を続ける。
ムーンライト『貴女を失いたくないのよ…!』
ダーク『…?どういう意味だ…?わたしはお前の敵だ…!そして、お前は私の敵であり、倒さねばならない相手なのだぞ!お前を倒さぬ限り私は『本物』になれないのだぞ…!憐みのつもりならそんなものはいらん!』
ダークプリキュアはこれまでにサバーク博士にプリキュアを倒すものだとして教えられて、ムーンライトのコピーとして生まれたダーク…
自分はムーンライトのコピー…そう…偽物でしかないのだ…
身体も心も全てが造られた偽物だとダークは悲しみの感情があることに気づいているのだろうか?
ムーンライト『いいえ…違うわ…貴女は偽物なんかじゃないわ…!貴女の身体も心も私から作られた偽物なのかもしれない…でも貴女が父を想う心は本物よ…そして、貴女は私の大切な妹よ…!』
ダーク『……!?妹…だと…?』
ダークはこれまでムーンライトが忌まわしい己のオリジナルだとしか教えられていなかった…。
ムーンライトが自分の姉で自分は彼女の妹なのだと初めて知ったダークは驚愕する…!
ムーンライト『全て知ったわ…サバーク博士は私の父だった…そして、聞いたわ…全て…』
ダークと戦う少し前にさかのぼり、サバーク博士と戦い、仮面が割れ落ちたその素顔は父であることを知ったムーンライト…ずっと探し求めていた父との再会と父の口から聞いた全ての真実…そして、サバーク博士はこう言った。
サバーク博士『ダークを止めてくれ!!あいつはお前の妹なんだ!!私は姉妹を争わせてしまった愚かな父だ…!!もうこれ以上同じ血を分けた娘達が戦うのは見たくない!』
仮面の力によって操られていたサバーク博士は正気に戻り、これまでしてきた行いに悔み、己自身を呪った。
ダークを止めることができるのは最早ムーンライトしかいない…!
全てを託して、父・サバーク博士の過ちを正そうとムーンライトはダークをとめるべくして戦いに挑んだのだった…。
ダーク『…だとしたら私がしてきたことは全て無意味だったのか…?』
ムーンライト『いいえ…そんなことはないわ…私達は遠回りしてしまっただけ…』
ダークがこれまでしてきたこと全てが無意味なものになってしまったのではと失望し、力が抜ける…しかし、ムーンライトはそれを否定する。
ムーンライト『まさか貴女が妹なんて思いもよらなかったわ…フフフ…とんでもない姉妹喧嘩になってしまったものね…』
ダーク『……全くだ…私はこれからどうしたらいい…?』
サバーク博士には『プリキュアを倒すためだけに作られた人形だ』とも言われ、それを言われるがままに信じ、行動してきたダーク…しかし、最早ムーンライトと戦うことに意味がないなら何をすればいいのかわからなかった…答えが見つからなかった…。
ムーンライト『帰りましょう…一緒に…お父さんと私と』
ダーク『帰る……?』
ムーンライト『そうよ…お母さんもきっと貴女に会いたいと思うわ…それと名前も女の子らしい名前をつけてもらいましょう…ダークなんて女の子らしくないもの』
ダーク『………私は一緒にいてもいいのか…?』
ムーンライト『もちろんよ…!貴女は大切な『家族』なんですもの…!』
もう必要とされない時はそのままに捨てられて消え去るのではないかと考えていたダーク…
しかし、ダークを必要としている…いて欲しいと願う…家族がこんなにも近くにいたのだと知った彼女の瞼から一筋の涙がこぼれおちる――――。
ダーク『お…姉………ちゃ…ん………』
無意識につぶやいたダークの口からムーンライトを初めて『姉』と呼んだ瞬間涙が滝のように溢れて止まらなかった…。
そして…初めて知った感情『嬉しい』という感情を――――――。
抑えていたものが爆発して、声をあげて涙を流すダークにムーンライトは優しく抱きしめる―――。
空は幾数もの星が輝きを放ち、満月の月が優しく彼女達を見守っていた…。
(♪ハートキャッチプリキュアED・2ndテーマソングが流れる)
Fin
はい!といわけでもしかしたらあったかもしれないもう一つの可能性ということで~IFストーリーを描いてみました!(笑)
本編でダークもサバーク博士も死ぬとかバッドエンドすぎて悪い意味で泣くわ!!!!
あまりにもひどい終わり方だったので、ハッピーエンドなストーリーを書いてみました~。
拙い文章ではありますが、楽しんで頂けたらと思います(笑)
以上でダークプリキュアのレビューでした!
次回は仮面ライダーソルダのレビューです!!お楽しみに!!(。・ω・)ノ゙