これまでのあらすじ…
負傷したラビに変わってマキソが救出に!
マキソの正義の制裁がついに下される!(チソチソでwwwwww)
マキソ『ぐっ…!ガァ…ガ…ハッ…ハァッ!!ま…まさか…これほど…と…は…!』
これまで数多くのブロガーを屠ってきたマキソの力が及ばずに敗れる!?
彼を超える力を持ったブロガーなど存在するのだろうか!?
マキソ『ぐっ…む…無念だ…すまない…ラビ…なおちゃ…ん…』ガクリ
かれん『ま…マキソさぁぁぁぁーーーーーーん!!』
ついに力尽きて地に倒れるマキソ!!いったい誰がこうなることを予想していただろうか!?
それは本人が一番驚いていたに違いないだろう…
鋼のドアをぶち破って…マキソに続いてついに工場長も遅ればせながら到着!!
工場長『待たせたな!マキソさん!フフ…本当にヒーローってのは遅れてから来るもんだぜ…』
工場長『って…もう遅かったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
もう既に終わっていた後でした(笑)
???『ふっ…これがかの数多のブロガーを倒してきた猛者なのか…口ほどにもないのニャ…』ゲシィ
醜悪な笑みを浮かべながら足元に倒れるマキソを見下ろし、無慈悲にも踏みにじる!?
工場長『なっ…何をするだぁぁーーーーーーーーーーっ!!許さんッ!!』
非情にも踏みにじる非道に工場長の怒りは頂点に達する!!
怒りのボルテージはMAXだ!
???『誰かと思えば…貴様ごときのような虫に僕を倒せるとでも…?笑止ニャ…』
工場長『………………っ!!』
工場長は見た!その表情はこの世とは思えぬほどの醜悪な笑みで背筋が凍えるほどだった…!
だがそれでも工場長は…
工場長『てめーは俺を怒らせた…法で貴様を裁くことできねーなら…俺が裁くまでだ!!』
???『あまり吠えないほうがいいぞ…弱く見える…』
勝算ありと自信ありげに工場長は言い放つがそれに怯えむこともなく『彼』は嘲笑する…!
工場長『今日の俺は一味もふた味も違うぜ…俺も…これまでの戦い…己自身との戦いの果てに…得たこの究極の力があるんだからなぁ…!!』
工場長の手には今の力を更なる力へと昇華させるハイパーゼクターが握られていた!!
そう…彼もまた…これまでの戦い…己自身の闇との戦いの果てに究極の力を得ていたのだ!!
<<チェインジ!ビートル!!ハイパー!!
腰に装着してまばゆい光を放ちながら姿を変える工場長!
???『ほぅ…更なる力を得たか…だが…所詮は雑魚に過ぎないニャ…』
凄まじいほどのオーラを放つ工場長に対しても表情を全く変えない!
いったいこの余裕はどこから来るのか…!
工場長『ううううぅぅぅぅぅぅぅ………!!う…うぉぉぉぉぉぉぉぉ……!!』
眩い光を放ちながら姿を変えてゆく工場長!!その姿は…!?
ドガァァァァァァァァァァァァァァァン!!
究極進化!!
工場長カブトハイパー!!ここに顕現!!
戦いの果てに得た更なる力!!新たなる力!その姿はハイパーカブト!!
これまでのブロガーとの出会い…戦い…そして…己自身の闇との戦いの果てに得た力!
工場長『覚悟しな…こいつでてめーを葬ってやるぜ…』
これまでの戦いで傷つきながらも何度も立ち上がってきた…これまでの経験が彼を強くしたのか…
相手がたとえ誰だろうと関係ない!友を傷つけたものは許さない…!
怒りが恐怖を拭い去り、先ほどの受けたオーラさえも撥ね退ける!!
???『ふっ…変身できるのは貴様だけだとでも思っているのか?実はね僕はもう一段階変身を残しているのニャ…』
工場長『っ!?』
???『見せてあげるよ…僕の変身を…ニャ!』
そういうとおもむろに腕を構える!
<<『チェインジ!メタモルフォーゼ!シャドゥパピヨン!』
掛け声とともに背中に禍々しいオーラを纏う蝶を模した羽根が現れる!?
工場長『こ…これ…は…!!』
見た目は特に大して変化があるわけでもないのに…背に羽根を生やしたとたんに彼を纏うオーラが更に禍々しさを放っている!!
???『奇しくも虫対虫…といったところか…果たして速さを活かしたお前か…それとも身軽さを活かしたこの僕か……手合わせてみようではないか…なのニャ』
工場長『くっ!』
果たしてこの戦いの行方は如何に!?
ドドドドドドドドドド…ドゥルルルルン…!!
一台のバイクが一月を過ぎてなおまだ冷える空の下を滑走していた。
ラビ『(もっと早く気づくべきだった…!どうしてかれんが狙われてしまったのか…何故拉致られなければならなかったのか…狙いは俺ではなくて…かれん…!ならば……彼女を攫うのはあいつしかいないじゃないか…!急がなければ…!マキソと工場長…今のアイツと会わせるのは危険すぎる!!)』
かれんを攫ってしまった犯人に心当たりがあるラビは負傷しながらもバイクに乗ってすぐにでも争いを止めなければという責任感からアクセルを回す…!果たして間に合うのだろうか…
少年『ねぇ!もう僕家に帰るまで我慢できないよ!!もうこうなったら野外プr…ここでセッ●ルしようよ!!』
少女『そこいらへんのJKでも漁っていなさいよ…なんであたしじゃないとダメなのよ』
少年『緩すぎるから駄目だ!!もうここいらへんの女はもう喰っちまったし!ダチのママンもNTR済みだし…』
なんという鬼畜なのでしょうか…まだ幼いにもかかわらずどれだけ貪欲なのでしょうか…(笑)
ラビ『(急がねば……!!頼む…間に合ってくれ…!!)』
アクセルを全開フルスロットルでまわしてスピードを上げるラビ!果たして間に合うのだろうか…
少年『じゃあさ…前から欲しがっていた『限定:超合金・DXロボッターキュアハッピーVer 24,800円』を買ってあげるからさ!いいだろ!?』
少女『欲しくもないし、いらないわよ。そもそもそんな安いものでつられるほど軽くはないわよ…いい加減にしないとリコーダーがアンタのケツを貫くわよ?』
少年『むしろウェルカムさ!!』
このショタ最強すぎるwwwwww
もうありとあらゆるものを経験している模様ですwww早熟すぎるだろwwww
ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!
ついに遅れてラビもここに到着!!鋼のドアをぶち破って現れる!
(もうドアがぶっ壊れるの何回目でしょうねwwww)
キキキィィィィィッ…!!
急いで走らせたバイクをブレーキして止める…!
ラビ『…………………・っ』
着いてラビが見たその視線の先には…!?
地に伏せるマキソと工場長の姿がそこにあった…!その景色に呆然とするしかなかった…
ラビ『工場長…』
カブトハイパーへと姿を変えてさえも勝てなかった…工場長…
ラビ『マキソ……』
工場長のように進化できるわけでもなくこれまでの数多くのブロガーを屠ってきたマキソも…
ラビ『……遅かった…か…』
苦虫をかみつぶしたよう悔しさ滲ませてラビの顔が歪む…!
???『また…来ると思っていた…待ちわびていたのニャ』
ラビ『……どうしてこんなことをする必要があったんだ?かれんをさらい…人を傷つけるような人間じゃなかったはずだ…そうだろう…?……………なぁ…』
ラビ『にゃんにゃんさんよ…!』
これまでの事件の真犯人はなんとにゃんにゃんだった!?
確かに彼はかれんを愛してはいるが決して人を傷つけるような者ではなかった!
それなのにどうしてこのような凶行をしてしまったのだろうか…!?
にゃんにゃん『どうしてこんなことをするのかだって?僕の嫁である物を奪って何が悪いのニャ…』
ラビ『だが…貴様はしてきたことはやりすぎだ…何故マキソさんや工場長さんを傷つけなければならなかったんだ!?』
決して人を傷つけるような人ではないはずのにゃんにゃんがどうしてこれほどに傷をつけなければならなかったのか理解できなかった…。いったい何が彼を変えたのだろうか!?
にゃんにゃん『別に…どうでもよかった…どれほどの力を持っているのか…自分の力を試してみたかった…それだけさ…だが……取るに足らない雑魚だったニャ…』
ラビ『て…テメェ…!自分が何を言っているのかわかっているのか…?』
冷たく言い放つ彼に怒りさえも感じる…拳を握りしめ震わせる…!
にゃんにゃん『もちろんさ…じゃなければこんなことは言ったりはしないニャ…まぁ…過ぎたことはもうどうでもいい…ラビとやら……目障りだ…………消えてもらうのニャ!!』
ラビ『!?』
マキソや工場長を倒して置きながらついには俺をも消そうとするするその言葉に咄嗟に身構える!!
にゃんにゃん『貴様の時代もこれで終わりなのニャ!!消えるのにゃ!!』
にゃんにゃん『にゃんにゃんクロースラッシュ!』
ザシュッ!!
ラビ『ぐぅ…あっ!!』
にゃんにゃんの鋭い爪がラビ―のボディアーマーを鋭く深く抉る!
にゃんにゃん『まだ終わらないのにゃ…!』
休ませる隙さえも与えずにノーモーションで次の攻撃へと移ろうとする…!
にゃんにゃん『にゃんにゃんバニッシュクロ―!!』
ザシュ!ザシュ!ズバザシュッ!!
ラビ『うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!』
鋭い爪の攻撃が幾度となく繰り返されて身体全体を容赦なく無慈悲にも攻撃する!
ラビ『ぐっ…うぐぅ…っ!!これが…あのにゃんにゃんなの…か…!?攻撃もスピードも桁違いじゃないか…!』
ラビの知るにゃんにゃんはかれんが大好きで…それでもなお新たなプリキュアが登場するたびに見境なくも新たな嫁候補を捕まえては…侍らせてだらしない顔をする姿だった…いつもつまらないことで争いが起こる嫁たちを見ては仲裁して…時にはかれんに怒られたりして…
だがそれでも幸せそうで…戦いなどほど遠い無縁な男だった…はずだった…
(実際には何度も死んでは何度も生き返っていますがwwwwww主に『死者蘇生』のカードでwwwww)
ところが…今目の前にいるにゃんにゃんはその姿さえも…どこにもなく…無慈悲にも攻撃を繰り出す…!
一体何が彼をここまで…醜悪な姿に変えさせたのか…!?
にゃんにゃん『ククク…マキソや工場長とやらもしぶとかったが…貴様もなかなかにしぶといのだニャァ…安心してくれ…次で楽にしてやるニャ…!』
ついに死刑宣告!!次の一手が最後!!これを食らえばもはや再起は不能!!
冷たくも醜悪な笑みがラビを見下ろす…!このまま終わってしまうのだろうか…?
かれん『ダメ!!もう…やめて!!これ以上誰かを傷つけるにゃんにゃんなんて見たくない!!お願いだから……もう……やめて…!!』
これまでただ静観するだけしかなかったかれんがついに悲痛な叫びでにゃんにゃんを止めようとする!
にゃんにゃん『安心するのニャ…もうこの戦いも次でおわる…もうこれ以上戦いなんて見なくてもいいようにするのニャ』
かれん『…………………っ…!』
かれんの必死の叫びもむなしく手を止めようとしないにゃんにゃんにこれ以上もう見たくもないといったように涙をにじませて顔をそむける…。
ラビ『ヲイ…テメェ…何自分の嫁を泣かせているんだ…?テメェの嫁なんだろう…?なのに悲しませるような真似なんかしやがって…もはや許さねぇ…!』
にゃんにゃん『許されなくてもいいのにゃ…お前はもう次で終わりなのだからニャ!』
涙を流すかれんにラビの中で何かが沸々と湧き上がる…!
ふらふらで瀕死に近い状態で辛うじて立ち上がっているのはこのままでは終われないという強い気持ちがそうさせるのか…
ラビ『(次を食らえば…もはや終わりだ…おそらくもう二度と立ち上がれない……となれば残る策は…アレしか…ないか…!しかし…俺自身はまだ未熟ゆえに扱い切れるかどうか…!その実力が俺にあるかどうかだ…!)』
これまで受けてきたダメージが蓄積してもはや立つことすらもままならない状態だけじゃなく、そこされたアレを使いこなす実力が果たしてあるのかどうか…!
しかし…迷っている時間はない!次を食らってしまえば終わりなのだから……
ラビ『もはやこうなった今残された手はこれしかない…一か八か…賭けてやるよ!』
意を決して…バースドライバーにメダルを差し込む!!
ガチャ…ガチャ…カポーン!!
ラビ『うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』
最後の残されたシステムを起動させるラビ!!発動とともにまばゆい光が放たれる!?
にゃんにゃん『ーーーーーーーーーーーーーっ!?』
これまでに感じたことのない眩い光に思わず目を覆うにゃんにゃん!
にゃんにゃん『………!?……その姿は…一体…!!』
眩く放たれた光は徐々に収まり…腕を下すと…その見た先には…!?
次回へ続く!!