●キュアパッション 小劇場 後編
祈里『申し訳ありません!一般人の被害を防ぐことができませんでした!』
美希『おいおい…お前の銃はなんのためにあるんだ?それはおもちゃか!?引き続き監視を継続しろ…次はしくじるなよ?』
祈里『はっ!了解であります!』
映司『(クスクシエに帰りたい…)』
バッ!
二人の頭上に男の影が一つ!もしや…あれは…まさか!?
雅人『俺は…何度でも甦る!何度でも何度でも…な・ん・ど・で・も!』
我らが敬愛する兄貴が帰ってきたーーーーーー!!
雅人『ふっふっふっふ…俺は執念深いぜ?そろそろお前らの貞操を貰おうか…』
ラブ『な…なんかまた変態が出てきたよぉ~』
せつな『(ちっ…浦島景太郎並にしぶといやつだ…あいつは不死身か!)』
どうやらせつなは『ラブひな』の愛読者のようですwww
雅人『ミキたん!ラブたん!どちらか俺と結婚してくれ!嫌だと断る奴は…死ねばいいんだよ!』
ラブ『無茶苦茶言っているよぉ~この人!』
せつな『どいつも…こいつも…いい加減しなさい!私とラブの愛の逃避行を邪魔する奴は…絶対に許さない!』
ラブ『え…これって愛の逃避行だったの?(汗)』
ラブとせつなの二人の逃避行(?)を邪魔されてフラストレーションがたまってついにキレたせつな!
『歌え!幸せのラプソディ!パッションハープ!』
『吹き荒れよ!幸せの嵐!』
『プリキュア・ハピネス・ハリケーン!』
ズギュウウゥゥゥゥン!!
雅人『ハァハァ…!最高だ!だが…俺は諦めぬ!何度でも甦る!』
ポワポワポワ~~~ン
もはやロックマンXに登場するΣ(シグマ)と化していますwww
せつな『大丈夫だった?』
ラブ『うん!せつなが守ってくれてるから私は大丈夫だけど…せつなこそ大丈夫なの?』
ラブ『大丈夫よ。それよりもラブが無事でよかったわ…』
ラブ『せつな…』
ラブ『もちろんだよ!何でも言ってみて!』
美希『こちらチーム・タカ応答せよ…これよりせつながラブに告白タイムに入るようだ…もしも、物件LHに向かってしまうような動向・言動がみられた場合はターゲット・東せつなを麻酔弾で眠らせろ…』
映司『え…チーム・タカって…俺つながり?』
*トランシーバーはないのでガス弾で代用していますwww
祈里『こちらパイナップル…了解した…目標確認…距離約1500!風向きよし!風速約3メートル!距離補正完了です…合図いつでもどうぞ!』
せつなが告白タイムに突入した瞬間、現場は緊張と張りつめた空気で満ちていた…!
ハッピーエンドか…バッドエンドか…!?
せつなの行く先は果たして…!?
せつな『えっと…ね…その…ラブ…』
ドクン…!
せつな『わ…私!もっとラブのこと知りたい!もっと仲良くなりたい!まだまだ、お互いのこと知らないけれど、もっと知り合えたらって…もっと仲良くなれたらって思っているの!こんな私だけど…一緒にいてくれる?』
ラブ『それは私も同じ気持ちだよ!私…もっとせつなのこと知りたい!もっと仲良くなりたいよ!』
せつな『ラブ…』
ラブ『いひひひ(笑)なんだか恥ずかしいね…あ、そうだ!背中の流しっこでもやっちゃおうっか~?』
せつな『そ…それはもういいわ…また今度にしましょう(照)』
ラブ『え~そう?あははは!ま、いっか~♪』
美希『ふっ…どうやら私達の心配は杞憂で済んだようだ…もうしばらくせつなの良心に期待して二人を見守ろうではないか…ご苦労だったな。任務は完了した。撤収してもよいぞ』
映司『(やばい…俺、泣けそうだ…こういうのには弱いんだよな・・)』
祈里『了解であります。……よかったね…せつなちゃん。トリガーを引かなくてすんだよ…。』
かくして二人の絆は一層深まり、これから少しずつ少しずつお互いのことを知っていこうと決意した二人だった。
かつて自分が所属していた組織『ラビリンス』から脱却して、居場所をなくしたせつなはまだ自分の幸せが何なのかまだわからない…
でもこの手にあるぬくもりに小さな幸せを確かに感じていた…
この手を…小さな幸せを決して手放さないように…強く強く握りしめた。
約束のない明日へ向かって二人は幸せを探してゆくのだった…。
Fin
以上でキュアパッションの小劇場です!
まさか、予想より容量を大きく超えるとは思いもしなかったわ…おかげで前編と後編に分けてやるはめになったよ…。
もう…疲れたよパトラッシュ…(笑)
次回はオーズ・タジャドルのレビューです!
その次は仮面ライダー電王・クライマックスフォームのレビューになります!
果たしてクリスマス前に終わらせることは出来るのか!?
面白かった貴方!コメント頂けたら嬉しいです!
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次回もお楽しみに!
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